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【徹底解説】純金とは?純金の特徴・投資をするメリットや注意点

相場が日々高騰している金に関連してよく目にするのが、純金という言葉です。そんなとき疑問に思うのが、「純金って何だろう?」「純金って24金のこと?」などではないでしょうか。

そこでこの記事では、純金の概要や特徴、保有するときの注意点を解説します。純金とは何かを知りたい方はもちろん、純金への投資を検討している方も、ぜひ最後までご覧ください。

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1.純金とは?

純金とは、純度が99.9%以上の金のことです。純金にはK24や999.9と刻印されており、基準によって表記方法が異なります。

一般的に金はほかの金属と混ぜ合わせて加工しやすくしていますが、純金にはどんな特徴があるのでしょうか。

1-1.純金=24金?

純金と24金は同じです。

金は通常24分率で示されることが多く、数字が大きいほど金の純度が高くなります。そして24金は「24分の24」であるため、99.9%以上の純度がある純金と意味は変わりません。

また、金の純度を1000分率で表記し、24金に1000と刻印されている場合があります。

1-2.純金の主な用途

純金の主な用途は、実用品や化学製品、医療用品です。

純金は電気が通りやすい特徴があるため、パソコンやスマートフォンの部品として活用されています。また、安定性が高い特徴から関節リウマチの治療剤や金歯などにも使用されています。

1-3.純金以外の金とは何が違う?

純金とほかの金の具体的な違いが分からない方も多いのではないでしょうか。金は純度によって特徴や用途に違いがあります。純金以外の金の種類を、以下の5つ紹介します。

  • 22金・K22
  • 20金・K20
  • 18金・K18
  • 14金・K14
  • 10金・K10

1-3-1.22金・K22

22金とK22は、金が91.7%・ほかの金属が8.3%含まれている種類です。22金は24金に少しほかの金属を加えただけの種類であるため、基本的に実物資産として保有される傾向にあります。

ただ、金以外の金属も含めているのでアクセサリーにも加工でき、ファッション性の高いコーディネートのアクセントとして活用可能です。

1-3-2.20金・K20

20金・K20は、金が83%、ほかの金属が17%含まれている種類です。適度な硬度と高い加工性が特徴的で、純金ほど柔らか過ぎるわけでもなく硬すぎもしないので、宝飾品に活用しやすい特徴があります。

また、金以外の金属が17%も含まれているため、衝撃で歪みが発生せずに傷がつきにくく、日常遣いのアクセサリーとして活用可能です。

1-3-3.18金・K18

18金・K18は、金が75%、ほかの金属が25%含まれている種類です。メガネのフレームやスマートフォンのケースなどに活用されています。

また、18金・K18に含まれた金属の種類によって色が変動します。イエローゴールドの場合は、金と銀が12.5%ずつ含まれています。ピンクゴールドは、銀が10%、銅が15%含まれている場合が多いです。

18金・K18に関してさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

1-3-4.14金・K14

14金・K14とは、金が58.5%、ほかの金属が41.5%含まれている種類です。14金・K14はほかの種類と比較して金の割合が少ないので、金特有の輝きは薄れます。ただ、ほかの金属の割合が多く、高い耐久性が求められる文房具の製造に活用されています。

1-3-5.10金・K10

10金・K10とは、金が42%、ほかの金属が58%含まれている種類です。10金・K10は金属の割合が少ないため、ほかの金よりもリーズナブルな価格で購入できます。

耐久性が高いので、日常遣いのアクセサリーとして利用されることが多いです。10金・K10に関してさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

2.純金の特徴・魅力

純金には、ほかの金属とは異なる魅力があります。具体的な純金の特徴として、以下の4つを紹介します。

  1. 錆びない(普遍性が高い)
  2. 溶けない
  3. 加工しやすい
  4. 換金しやすい

一つずつ解説していきます。

2-1.錆びない(普遍性が高い)

純金は化学変化が発生しにくい物質なので、錆びることはありません。純金は酸やアルカリ性に強く、王水以外には反応しないほど科学的安定性がある物質です。

王水とは、濃塩酸と濃梢酸を3対1で混ぜたもので、ほぼすべての金属を溶かす性質がある液体です。純金は科学的安定性があるため、長期間使用し続けたとしても品質を保ち続けられます。

また、純金は普遍性が高いため、時代や経済状況の変化によって価値が低くなりません。純金はいつまでも高い価値を維持し続けられるのでしょう。

2-2.溶けない

純金は、長期間空気中に触れていたり濡れたまま放置していたりしても、まず溶けることはありません。そのため、長期にわたって保管をしていても、劣化することはないです。

2-3.加工しやすい

純金は、加工しやすい特徴があります。純金は性質や延性に優れており、1gを叩いて伸ばすと1㎡の大きさにまで広げられます。実際に金箔は、純金の加工しやすさを利用して製造している商品です。

2-4.換金しやすい

純金は、実物資産として世界中で取引されています。実物資産とは、形があって資産そのものに価値があるものです。そのため経済状況に影響を受けにくいうえに、世界中で換金できます。

3.純金への投資や保有をする4つのメリット

純金への投資や長期保有を検討している方は、それらによってどんなメリットが得られるのかを把握しなければいけません。純金への投資や保有には、以下の4つのメリットがあります。

  • 世界中で取引されている
  • 希少価値が高い
  • 現物を保有できる
  • 有事でも価値が落ちない

詳しく解説していきます。

3-1.世界中で取引されている

純金は、世界中で取引されています。世界中で取引されていれば、特定の国家の影響を受けずに換金可能です。

どの国で換金したとしても、同じ価値・金額で売却できるでしょう。

3-2.希少価値が高い

地球上に存在する金の総量には限りがあり、その量は決して多くありません。そのため純金は、希少価値が高いです。

現在地球全体で採掘された金は、国際プール4杯程度といわれています。そしてこのまま採掘が続けば、15年〜20年程度で枯渇するともいわれているんです。

技術が発達すれば採掘可能な金も増えると考えられていますが、それでも金の希少価値が高いことに変わりありません。一方で需要が衰えることも考えにくいため、純金の価値は今後も上昇すると予想されます。

3-3.現物を保有できる

資産の現物保有ができる点も、純金を保有するメリットの1つです。最近ではデジタル化が推進しているため、株券を現物保有する機会が少なくなっています。しかし、純金は現物保有できるので、安心して手元に置いておけます。

3-4.有事でも価値が落ちない

純金は、災害や世界的なインフレなどの有事が発生したとしても価値が落ちません。資産を紙幣や株で保有していると、有事が発生した場合、価値が下落する可能性があります。

しかし、純金は経済状況に左右されず価値が下落しないので、安心して保有できるでしょう。

4.純金を保有するときの注意点

純金を保有するのであれば、気をつけるべきポイントがあります。純金を保有するときは、以下の3つの注意点に気をつけてください。

  • 売るタイミングを見極める必要がある
  • 保有しているだけではキャピタルゲインを得られない
  • 盗難のリスクがある

それぞれ解説します。

4-1.売るタイミングを見極める必要がある

純金を売る際は、適切なタイミングを見極める必要があります。金価格は日々少しずつ変動しているため、購入してすぐ売却しても変動幅が少なく、利益はあまり得られません。

一方長期間の保有後に売却するとしても、急激に価格が下落するリスクもあります。純金を保有するのであれば、常に価格の値動きを確認しましょう。金の売り時に関して詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

4-2.保有しているだけでは配当金や利息を得られない

純金をただ保有しているだけでは、株や債権で発生するような配当金や利息を得ることはできません。純金投資の場合、売却して初めて利益が得られると言うことを理解しておきましょう。

4-3.盗難のリスクがある

純金は現物保管ができますが、盗難のリスクもあります。そのため純金を保管する際は、金庫・銀行の貸金庫の利用を検討しましょう。

ただ、外部に純金を預ける場合は、その分の手数料を支払わなければいけません。保管コストを比較して、最適な方法で保管するようにしましょう。

5.純金かどうかの確認方法

現在所有している金が、純金なのか22金や18金なのか分からないtという方もいるでしょう。純金の具体的な確認方法は以下の3つです。

  • 重さや感触で確認する
  • 比重を測定する
  • 試金石で確認する

それぞれ解説します。

5-1.重さや感触で確認する

純金を判断したい場合は、まず重さや感触で確認しましょう。金の含有量が多い方が、手に持ったときに重みを感じるからです。また、純金は熱伝導率が高いので、触れると徐々に暖かくなる特徴があります。

5-2.比重を測定する

純金かを確かめたいときは、水を使用して比重を測定してください。純金であれば、水の重さを1とした場合に「19.13〜19.51」の値になります。比重を測定する際は、以下の計算式で算出しましょう。

純金の比重 = 重さ(質量) ÷ 体積

「19.13〜19.51」の値が表示された場合は、純金の可能性が高いです。

5-3.試金石で確認する

試金石を活用すれば、純金の確認ができます。試金石とは、貴金属の鑑定に活用される黒い石です。

試金石で確認する場合、金製品を削り取り、削り取った金をチェックします。削った金の純度が高い場合は色が濃くなりますが、純度が低ければ色が薄くなります。

6.純金を1円でも高く売る方法

純金を1円でも高く売るためには、以下の5つの方法を実践してください。

  1. 相場を確認しておく
  2. 落とせる汚れはあらかじめ落としておく
  3. 付属品も一緒に用意しておく
  4. 重量を確認しておく
  5. 信頼できる買取業者で査定してもらう

純金を高額買取してもらうためには、さまざまな工夫が必要です。純金を高額買取するための方法について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

7.まとめ

この記事では、純金の概要や特徴、保有するときの注意点を解説しました。純金には、錆びにくかったり、換金しやすかったりとさまざまな特徴があります。本記事を参考にして純金を査定し、実際に売却するべきか検討しましょう。

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