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K10とは?特徴やK10以外の金との違いについて解説

K10とは?特徴やK10以外の金との違いについて解説
「K10ってどのような特徴がある金属なのだろう」と疑問に思ったことはありませんか?

K10のアクセサリーを持っている方のなかで、具体的な特徴を説明できる方は少ないのではないでしょうか。

この記事では、K10の主な特徴やサイズを直す方法、お手入れ方法について解説します。

K10を保有している方は、ぜひこの記事をお読みください。

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1.K10とは?金の含有率について

K10とは「純金42%・混合物58%」で構成されている合金のことです。

近年では、金の値段が徐々に高まっているため、リーズナブルな価格で高級感を演出できるK10のアクセサリーが人気になってきています。

1-1.K10GPやK10GFとは

K10GPのGPは「Gold Plated」を略称した用語で、金以外の金属類に薄い金が付着したもの(金メッキ)を指しています。電気分解を用いてメッキ加工をした場合は「Gold Electro Plated」と刻印されます。

一方で、K10GFのGFは「Gold Filled」を略称した用語で熱と圧力で金の板を物理的に金属類に貼り付けたものです。金メッキと比較して板が厚く、総重量が1/20以上が金の割合の場合はK10GFになります。

どちらもK10と比較して金の比重が少なくなるため、買取価格も低くなる傾向があります。

1-2.あとK(10K)に注意

10のあとにKが付く10Kは、一般的に「あとK」と呼ばれることが多いです。

K10に比べ信用度が低い貴金属といわれており、実際金の含有率も42%を下回っているものもあります。

一方で日本の造幣局のJIS規格ではKの位置を先頭に置くと定められており、K10は規定に沿って製造された信頼度が高い貴金属といえるでしょう。

2.K10の主な特徴


K10の主な特徴として、以下の3つが挙げられます。

  • リーズナブルなのに高級感がある
  • カラーデザインが豊富
  • カジュアルなデザインが多くペアリングや普段使いに最適

2-1.リーズナブルなのに高級感がある

K10は、リーズナブルなのに高級感があるとして人気を博しています。

金の割合が高いK14やK18などは金相場高騰の影響で値段が大幅に上昇しているのに対し、K10は混合物が過半数を占めているので金相場の影響を受けにくくなっているのです。

「金の含有量が半分もないK10って、安っぽいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、最近のK10人気をうけて、各メーカーからデザイン性に富んだK10関連の商品が続々と発売されてきています。

価格の安いK10を複数所持しておくことで、その場の雰囲気にあったオシャレを楽しめますし、気軽に高級感を演出できるのでおすすめです。

2-2.カラーデザインが豊富

K10は、金の含有量が少ないという特徴を活かしたカラーデザインが豊富に存在します。

K10で人気の高いカラーデザインの種類として、以下の3つが挙げられます。

  • ホワイトゴールド
  • イエローゴールド
  • ピンクゴールド

2-2-1.ホワイトゴールド(K10WG)

ホワイトゴールドは、金に混合物としてパラジウムや銀を含んでいます。

プラチナと類似している白銀色をリーズナブルな価格で購入し、オシャレを楽しむことが可能です。

2-2-2.ホワイトゴールド(K10YG)

イエローゴールドは、金に混合物として銀と銅を含んでいます。

肌馴染みの良い淡い黄色のアクセサリーであるため、日本人の肌色に適しています。

2-2-3.ホワイトゴールド(K10PG)

ピンクゴールドは、金に混合物として銀と銅、パラジウムを含んでいます。

銅の混合率が高いほどアクセサリーの赤みが増して、耐久性が高まる傾向にあります。

2-3.カジュアルなデザインが多くペアリングや普段使いに最適

K10はカジュアルなデザインが多く、普段使いに適しています。

リーズナブルで手が届きやすくカラーデザインも豊富なので、K10はさまざまな場所や服装で活躍してくれます。

また、K10はペアリングとしても人気です。

同じデザインを同じ色で楽しむのも良し、同じデザインを違う色で楽しむのも良し。

強度が高く傷つきにくいので、学生がペアリングとして選ぶことも多いです。

2-3-1.K10は金属アレルギーのテストが必要

金属アレルギーの方がK10のアクセサリーを購入するのであれば、パッチテストをする必要があります。

K10に含まれていることが多い銀や銅、ニッケルなどはアレルギーを引き起こしやすい傾向にあるからです。

K10以外の金製品を使用してアレルギー反応が出たことがない方でも、K10は金属の含有率が異なるためパッチテストされることをおすすめします。

3.K10とK10以外の金との違い


K10とK10以外の金との違いとして、以下の2つについて解説します。

  • K10とK18の違い
  • K10とK9の違い

3-1.K10とK18の違い

K10とK18は、具体的に以下の違いがあります。

項目 K10 K18
金の含有量 42% 75%
色合い 優しい色合い 金属の色合いが強い
価値や価格 比較的リーズナブル 比較的価格が高い

K18については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

3-2.K10とK9の違い

K10は日本で使用される機会が多い一方で、K9はヨーロッパ各国で使用される場合が多いです。

K9はとくにイギリス国内で好んで使用されており「ロイヤルゴールド」「ブリディッシュゴールド」と呼ばれるほど親しまれています。

ヨーロッパは昔から優秀な金細工職人が集まっていたため、K9のようなパールやサファイアなどにカラーゴールドを組み合わせたデザイン性の高いジュエリーが人気なのです。

また、K9のブリディッシュゴールドを製造する際は混合物としてプラチナが使用されており、上品さや独特の美しさを演出しています。

4.K10は修理やサイズ直しが難しい

K10のアクセサリーを購入する際は、必ず試着しましょう。

K10は強度が高く、修理やサイズ直しをしたら割れる可能性が高いからです。

したがって、のちほどのトラブルを避けるためにもサイズ直しの可否を購入店にてあらかじめ確認しておきましょう。

4-1.K10リングのサイズを直す一般的な方法

K10リングのサイズ直しは、以下の手順にて進みます。

  1. 指のサイズを再度測定する
  2. リングの切断と切り離しをする
  3. リングを溶接してつなぎ合わせる
  4. リングの仕上げをする

4-2.K10リングのサイズを直すその他の方法

K10リングのサイズを直すその他の方法として、以下の2つが挙げられます。

  • K10リングを大きくする方法
  • K10リングを小さくする方法

4-2-1.K10リングを大きくする方法

K10リングを大きくする方法は、以下の3つです。

K10リングを大きくする方法 説明
材料を足して大きくする 溶接を実施する際に行われる方法。
材料を足して大きくすると、継ぎ足し部分が分からなくなります。
内側を削る 内側に刻印が無くて外側のデザインを残しておきたい場合に使用される方法。
一方で、リングの耐久性が崩れて、歪みの原因となる
金属を叩いて伸ばす 大きさが均一の場合に叩いて伸ばす方法

4-2-2.K10リングを小さくする方法

K10リングを小さくする方法として、以下の2つが挙げられます。

K10リングを小さくする方法 説明
リングの内側にパーツを加えて内径を小さくする デザインが複雑な場合や切断・溶接ができない材質の場合に実施する方法。
内側にパーツをつけ足せば、フィット感をさらに演出できます。
全体を圧縮する 外側・内側のサイズ変更をしたい場合やわずかなサイズ変更をしたい場合に実施する方法。
デザインやボリュームが全体的に統一されていて、外側に装飾された場合に実施されるます。

これらの方法によって、K10のリングを小さくすることが可能です。

5.K10は変色しやすく錆びやすい

K10は金の含有率が42%と少ないので、変色しやすく錆びやすい傾向にあります。

そのため、1日使用したアクセサリーは定期的に中性洗剤を活用してメンテナンスをすることで、付着した汗や皮脂を除去しておく必要があります。

5-1.K10のお手入れ方法

K10のお手入れ方法として、以下の4つが挙げられます。

K10のお手入れ方法 説明
柔らかいクロス布で磨く 眼鏡拭きやアクセサリー専用のクロスが最適です。
中性洗剤で皮脂や汗汚れを落とす 中性洗剤を温めて使用すれば、皮脂や油の除去ができます。
柔らかい歯ブラシ隙間を磨く 装飾の隙間を柔らかい歯ブラシ使用すれば、中々取りにくい汚れも除去可能です。
アンモニア水で洗う 中性洗剤よりも強力な洗浄力があるので、水で6倍に薄めて使用すると良いです。

どれも実践しやすい方法かと思いますので、K10の汚れが気になる方はぜひ試してみてください。

6.まとめ

K10について、ご理解していただけましたでしょうか?

K10は、純金42%・銀や銅などを含んだ混合物が58%含まれている素材で、リーズナブルな価格で高級感が楽しめる特徴があります。

また、K10は、柔らかいクロス布や茶こし、アンモニア水などを活用してお手入れすることで付着した皮脂や油などは除去可能です。

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