「傷の入ったロレックスって買取ってもらえるの?」
最近投資対象としてロレックスの注目度が上がっていますが、これから売るかもしれないロレックスに傷が入っていたら、果たして買取ってもらえるのか、金額にどの程度影響してくるのか気になりませんか?
結論、ロレックスに傷が入っていたとしても基本買取可能ですし、少しの傷であればさほど買取価格へは影響しません。
この記事では、さらに詳しく主に以下を解説しています。
- この記事で解説していること
- なぜ傷ありのロレックスでも買取れるのか
- 傷によってどの程度価値が下がるのか
- ロレックスの傷や劣化を防ぐ方法
これからロレックスを売る予定の方はもちろん、ロレックスへの投資を検討されている方もぜひ最後までご覧ください。
【目次】
1.傷ありのロレックスでも買取可能な理由
ロレックスは、傷ありでも基本的に買取可能です。
理由として、主に以下の3点があります。
- 細かな傷であれば、買取後のメンテナンスですぐに消せるから
- 傷の状態次第では部品交換によって修理できるから
- 傷が大きくても、部品取り用として買取できるから
ロレックスは常に需要が高く、販売価格も高騰している貴重な高級時計のため、少しの傷や直せる程度の傷であれば問題なく買取されます。
ですが、やはり傷によって価値は下がるものです。
実際どのくらい価値が下がってしまうのか、次の章で解説します。
2.傷によってどのくらい価値が下がるのか
ロレックスは、傷の程度によって価値の下がり方に違いがあります。
今回は、軽度・中度・重度の3段階に分けて、買取金額に対する影響という観点で解説します。
2-1.軽度の傷の場合
軽度の傷は、ほとんどの場合買取金額への影響はありません。
軽度とは、日常使いで付いてしまうような小さな傷を指します。
ロレックスは耐久性が定評ですが、普段使いしていればどうしても擦り傷程度の小さな傷はついてしまうものです。
そのような傷であれば、ほとんど買取金額が減額されることはありません。
もちろん新品未使用のものと同じ買取金額までとはいきませんが、あまり神経質になる必要はないでしょう。
2-2.中度の傷の場合
中度の傷では、買取価格が下がりやすいです。
中度とは、ぶつけたり落としたり、衝撃が与えられたときにできてしまうような傷を指します。
一目見たときすぐに傷だとわかるようなものは、買取後のメンテナンスでも消すことが難しくなります。
特にガラス面がむき出しとなっている風防の扱いには注意が必要で、数万円単位で買取金額がマイナスとなることも。
日頃から傷の入らないよう注意して利用しましょう。
2-3.重度の傷の場合
重度の傷であれば、大幅に買取価格が減額されるか、買取不可となる場合もあります。
重度とは主に、へこみやパーツの欠けなど、修理不能と判断される状態のことです。
ロレックスは各部品だけでも十分に価値があるので、傷の程度によっては買取可能とされます。
しかし、どう評価されるかは買取店によってまちまちで、買取不可となることも。
重度の傷があるロレックスを売る時は、複数の買取店を比較されることがおすすめです。
以上3種類の傷についてまとめると、以下となります。
傷の程度 | 状態 | 買取金額への影響 |
---|---|---|
軽度の傷 | 日常使いで付いてしまうような小さな傷 | ほとんどの場合買取金額への影響はなし |
中度の傷 | ぶつけたり落としたり、衝撃が与えられたときにできてしまうような傷 | 場合によっては数万単位で減額となる可能性がある |
重度の傷 | へこみやパーツの欠けなど、修理不能と判断される状態 | 大幅に買取価格が減額されるか、買取不可となる |
今後売却予定のロレックスがお手元にある場合は、傷の状態を一度確かめてみてください。
3.ロレックスの傷や劣化を防ぐ管理の仕方
では、今後ロレックスの買取価格を下げないためにも、傷や劣化の防止方法を知っておきましょう。
ここでは、5つの方法をご紹介します。
- 汗・油をふき取る
- 着脱はトレーの上でおこなう
- 腕時計専用ケースにて保管する
- 直射日光や高温多湿の場所を避けて保管する
- 硬いものの上には置かない
3-1.汗・油をふき取る
ロレックスを外したあとは、必ず「汗」や「皮脂」を布で拭き取ってください。
ロレックスに限らず、腕時計の着用により付着する汗や皮脂によって、各パーツの劣化に繋がります。
傷とはまた違い、劣化も買取価格が低下する要因です。
そのため、ロレックスの使用が終わったあとはできるだけブレスレットや裏蓋の汚れを丁寧に拭き取ってください。
3-2.着脱はトレーの上でおこなう
ロレックスに傷が入る主なタイミングは、「ロレックスの着脱時」です。
着脱時の不注意によって、ロレックスが落下し破損に繋がります。
そのため、可能な限り着脱はトレーの上で実施し、なるべく衝撃から守りましょう。
3-3.腕時計専用ケースにて保管する
ロレックスの保管は、必ず腕時計専用ケースにておこなってください。
ロレックス購入時に付いてくるケースであれば、腕時計を固定しながら保管できるため、傷が付いたり落下したりする心配がなくなるためです。
購入時のケースでなくても専用のケースがあれば問題ないので、用意しましょう。
3-4.直射日光や高温多湿の場所を避けて保管する
ロレックス保管時は、直射日光や多湿の場所を避けて保管してください。
ロレックスに限らず、腕時計に高温多湿は大敵で、そういった環境で保管すると内部の機械が腐食したり、シミが発生したりする原因となります。
また直射日光も、文字盤が日焼けにつながりかねません。
以上より、直射日光や高温多湿の場所ではロレックスを保管しないようにしましょう。
3-5.硬いものの上には置かない
ロレックスは、硬いものの上に置かないようにしてください。
硬いものとロレックスの接触によって、傷につながりかねません。
ほんの小さな工夫ですが、なるべく硬いものの上は避け、たとえばハンカチを敷いてからロレックスを置いてください。
4.定期的なオーバーホールは必要
ロレックスを長く使いたかったり、いずれ高く売却したかったりするのであれば、定期的なオーバーホールは必要です。
オーバーホールとは、ロレックスのを分解後に各パーツの洗浄や交換をおこない、新品のような状態にするメンテナンスを指します。
ロレックスの場合、3年~4年に1度のオーバーホールが推奨されています。
定期的なオーバーホールによりロレックスを定期的にメンテナンスできていれば、常にきれいな状態を保てますし、売却時に買取価格の上昇が見込めるのでおすすめです。
4-1.買取直前のオーバーホールは必要なし
定期的なオーバーホールは必要ですが、買取直前にオーバーホールする必要はありません。
理由として、下記1のほうが価格が高くなってしまうためです。
- オーバーホールにかかる価格
- オーバーホールによって上昇する買取価格
オーバーホールについては、下記の記事でさらに詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
5.傷以外のロレックス査定ポイント
では、傷以外にロレックスの買取価格に関わるポイントを2つ紹介します。
- 付属品を揃えておく
- 硬いものの上には置かない
5-1.付属品を揃えておく
購入時の付属品は揃えておきましょう。
付属品が揃っていれば、中古品としての価値が上がり、買取価格の上昇を見込めます。
付属品とは、たとえば以下のようなものです。
- ロレックスの箱
- 説明書
- 保証書
将来ロレックスの売却を考えている方は、付属品を捨てずにとっておきましょう。
5-2.買取に出す時期を考える
買取に出す時期も大切です。
ロレックスは、以下のような時期に売却することで買取価格の上昇を見込めます。
- 円安ドル高の時期
- ボーナスが出る前の時期
- 入学や就職などの新生活が始まる時期
- 購入してからすぐの時期
- メディアでの露出がある時期
詳しくは、下記の記事をご覧ください。
6.まとめ
傷の入ったロレックスは、買取可能です。
傷の状態が「軽度」「中度」「重度」のどれに当てはまるかによって、買取価格への影響も変わるので、まずは売却予定のロレックスにどの程度傷が入っているのかを確認してください。
またロレックスは、「着脱はトレーの上で実施する」や「専用のケースで保管する」など丁寧に扱って傷や劣化を防ぎ、定期的にオーバーホールされることもおすすめです。
玉光堂のロレックス買取については、以下のページで詳しくご紹介しています。
また、ウリドキプラスさんの記事にて、傷ありロレックスのおすすめ買取店として玉光堂を紹介していただきました。
傷がついたロレックスは買取できる?高く売るコツやおすすめ買取店も – 買取一括比較のウリドキ
傷ありロレックスの売却を検討している方は、玉光堂の高価買取をぜひご利用ください。
玉光堂の選べる買取方法