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山崎・白州・知多・響の違いとは?おすすめの飲み方もご紹介

「山崎や白州、知多、響って何が違うのだろう」と疑問に思っている方も多いでしょう。

山崎・白州・知多・響はすべてサントリーから発売されているウイスキーですが、それぞれに明確な違いがあります。

そこで本記事では、知多や白州、山崎、響の違いやおすすめの飲み方について解説します。

ウイスキーの違いを具体的に把握したい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

1.山崎・白州・知多・響の違いを3つのポイント別にご紹介

山崎・白州・知多・響の違いとして、以下の3つが挙げられます。

  1. 産地・歴史
  2. ウイスキーの種類・作り方
  3. 特徴・味わい

それぞれ解説していきます。

1-1.違い①産地・歴史

山崎・白州・知多・響の産地について、以下の表にまとめました。

ウイスキー名 産地
山崎 大阪府三島郡島本町の山崎蒸留所
白州 山梨県北杜市の白川蒸留所
知多 愛知県知多半島の知多蒸留所
山崎蒸留所・白州蒸留所・知多蒸留所の3つの原種の掛け合わせ

それぞれの歴史について解説していきます。

1-1-1.山崎の産地・歴史

山崎は、大阪府三島郡島本町にある、日本最古の蒸留所でありサントリーの創業者である鳥井信治郎氏によって選ばれた「山崎蒸留所」で製造されているシングルモルトウイスキーです。

1980年代、それまでブレンデッドウイスキーが主流だったなかで、徐々に変化していく消費者の価値観に目をつけた鳥井信治郎氏の次男であり2代目マスターブレンダーの佐治敬三氏によって、サントリーはシングルモルトの生産に動き出します。

そして、佐藤氏は山崎蒸留所で貯蔵されていた数十万種類の原酒をさまざまな配分や組み合わせによって繰り返し試飲をおこなった結果たどり着いたのが、山崎でした。

1-1-2.白州の産地・歴史

白州は、山梨県北杜市にある白川蒸留所で製造されているシングルモルトウイスキーです。

白川蒸溜所は「森の蒸溜所」と呼ばれ、南アルプスの森の中に位置する世界でも珍しい蒸溜所です。

樽の材質やサイズをできる限り多彩なものを取り揃えて厳守選びの幅を広げることで、1994年に白州が誕生しています。

1-1-3.知多の産地・歴史

知多は、愛知県の知多半島にある知多蒸留所で生み出されたシングルグレーンウイスキーです。

知多蒸溜所は、山崎蒸溜所と白州蒸溜所に次ぐ三番目の蒸溜所として設立されました。

なかでも知多は、小麦やトウモロコシなどの穀物を発酵させて連続蒸留器で蒸留することで、2015年にサントリーの約11年ぶりの新ブランドウイスキーとして売り出されました。

1-1-4.響の産地・歴史

響は、山崎蒸留所・白州蒸留所・知多蒸留所の3つの原酒を掛け合わせてつくられたブレンデットウイスキーです。

響が初めて世に出たのが1989年で、「響17年」として発売されました。

また、響はサントリー創業90周年を記念して発売した銘柄で、その後世界的酒類審会であるISCにおいて二度の優勝経験があります。

1-2.違い②ウイスキーの種類・作り方

4つのウイスキーを大枠で分けると、それぞれ以下のようなウイスキーの種類になります。

ウイスキーの種類
山崎 シングルモルトウイスキー
白州 シングルモルトウイスキー
知多 シングルグレーンウイスキー
ブレンテッドウイスキー

それぞれのウイスキーがどのような作り方をされているのか、解説していきます。

1-2-1.シングルモルトウイスキー(山崎・白州)

シングルモルトウイスキーとは、大麦麦芽のみを使用して一つの蒸留所で製造されたウイスキーです。

シングルモルトウイスキーの最大の特徴は、仕込水や使用原料、自然風土など個性の違いを楽しめることにあります。

蒸留所によってウイスキーの製造方法が大きく異なるため、さまざまな味わいが楽しめるんです。

1-2-2.シングルグレーンウイスキー(知多)

シングルグレーンウイスキーとはトウモロコシやライ麦など大麦以外の穀物を主原料とし、一つの蒸留所で製造されたウイスキーです。

連続式蒸留器で短期間で一気にアルコールを濃縮するので、原材料の風味が残りにくくクリアな味に仕上がります。

1-2-3.ブレンデッドウイスキー(響)

ブレンテッドウイスキーとは、シングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーの2つの異なる原酒を混ぜて製造したウイスキーです。

モルトウイスキーの原酒は癖が強くてグレーンウイスキーの原酒は個性が強いことが欠点でした。

しかし、ブレンテッドウイスキーはそれぞれの欠点を補っていることで、飲みやすい味わいになっています。

1-3.違い③特徴・味わい

山崎・白州・知多・響の特徴・味わいの違いは以下のとおりです。

ウイスキー名 特徴・味わい
山崎 梅酒やチョコレートのような風味が特徴
上品な甘さが心地よくて余韻をしっかり感じられる味わい
白州 白桃やバニラ、ミントなどの風味がある
バランスが良くてキレがよい味わい
知多 香りは、バニラやイチゴの風味
ピュアで軽やかでありつつ複雑な味わい
バニラやクリームなどフルーティーな風味
味わいは、あまさと辛さの調和が絶妙

2.白州・山崎・知多・響の違いに合わせたおすすめな飲み方

白州・山崎・知多・響の違いに合わせたおすすめな飲み方を解説します。

それぞれの飲み方を明確に理解し、それぞれのウイスキーを楽しみましょう。

2-1.白州のおすすめな飲み方

白州のおすすめな飲み方は、ハイボールです。

白州1に対して炭酸水を3で割ると、空気の綺麗な森にいるような爽快感を感じられます。

ウイスキーが苦手な方でも、ハイボールにすることでマイルドな味わいになるので飲みやすいです。

また、白州の味をしっかりと味わいたい方はストレートやロックをおすすめします。

2-2.山崎のおすすめな飲み方

山崎は、ストレートで飲むことがおすすめです。

山崎をストレートで飲むと、複雑な風味と余韻の樽香が感じられやすくなります。

2-3.知多のおすすめな飲み方

知多のおすすめの飲み方は、トワイスアップです。

トワイスアップとは、常温水とウイスキーを1対1の割合で混ぜた飲み方です。

知多は白州や山崎とは異なったクセがあり、加水することでより美味しく飲めるウイスキーなので、甘みと辛みが全面に出てより飲みやすくなります。

2-4.響のおすすめな飲み方

響のおすすめな飲み方は、水割りです。

響は甘みがある味わいと華やかな香りを持ち合せており、水割りにするとよりマイルドな味わいになります。

響の水割りを飲むと、ゆったりと心地よい気分になります。

3.まとめ

この記事では、山崎・白州・知多・響の違いやおすすめの飲み方について解説しました。

山崎・白州・知多・響は全てウイスキーではありますが、それぞれ風味も味わいも異なります。

本記事を参考にしてそれぞれのお酒の違いを理解したうえで、ウイスキーを楽しみましょう。

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