ジャパニーズウイスキーの代表格である「山崎」と「白州」のどちらが人気なのか気になりませんか?山崎と白州はどちらも人気があるウイスキーですが、どんな違いがありどちらが自分にあっているのかを把握すれば、自分好みのお酒を見つけられます。
そこで今回は、山崎と白州の歴史や特徴の違い、商品ラインナップを解説します。山崎あるいは白州の購入を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
【目次】
1.山崎と白州はどちらが人気?
山崎と白州はどちらのほうが人気なのでしょうか。
結論からいうと、山崎も白州も人気が高く、その人気にあまり大きな差はないといえます。
1-1.どちらも人気があり好みで分かれる
山崎と白州のどちらも人気があるウイスキーであり、好みによって分かれます。
山崎は、フルーツみたいな甘さと滑らかな口当たりが特徴的なウイスキーです。、フルーティーな味わいと香りを求めている方に人気です。
その一方で白州はみずみずしくて爽やかな森の香りと柔らかい味わいが特徴的です。白州を好んでいる方の多くが清涼感と飲みやすさで選んでいます。
2.山崎と白州の歴史や特徴の違い
では、山崎と白州で何が違うのでしょうか。ここでは、山崎と白州の歴史や特徴の違いを紹介します。それぞれの歴史や特徴の違いを参考にし、山崎と白州がなぜ多くの人々から人気を集めているのか理解を深めてみましょう。
2-1.山崎の歴史や特徴
山崎は、1923年に建設された山崎蒸留所で作られています。元々山崎蒸留所ではひとつの蒸留所で生まれた原酒を組み合わせてウイスキーを作っていましたが、個性の強さから世界中でも限られた人々にしか受け付けてもらえませんでした。
日本を代表するウイスキーを作ろうと決意して数多くのティスティングとブレンドを重ねた結果、山崎が完成しました。山崎は、甘くしっかりとした風味があるウイスキーです。
2-2.白州の歴史や特徴
白州は、1973年に建設された白州蒸留所で作られています。白州蒸留所は山梨県北杜市白州町にあり、水のキレがよい軟水でミネラルバランスが優れていたため白州町に蒸留所を構えました。
それから21年後の1994年に白州を発売しました。白州はキレがよい軟水で作られているため、軽快で滑らかな味わいが特徴的です。
3.山崎と白州の商品ラインナップ
山崎と白州にはさまざまな商品の種類があり、種類ごとによって特徴が異なっています。ここからは、山崎と白州の商品ラインナップをご紹介していきます。
3-1.山崎の商品ラインナップ
山崎の商品ラインナップには、以下の4つがあります。
- 山崎
- 山崎12年
- 山崎18年
- 山崎25年
それぞれ紹介していきます。
3-1-1.山崎
山崎は、ミズナラ貯蔵樽モルトによるなめらかな口当たりとワイン樽貯蔵モルトによるイチゴのような香りが特徴的なウイスキーです。
色は赤みがかかった琥珀色をしており、いちごやさくらんぼのようなフルーティーな香りがします。蜂蜜のような味わいで、なめらかな口あたりが広がっていく甘みを感じます。飲み終わると、甘いバニラやシナモンに似ている余韻が口いっぱいに広がるのが特徴的です。
3-1-2.山崎12年
山崎12年は、ホワイトオーク樽熟成原酒由来の甘いバニラの香りと果実の臭いが特徴のウイスキーです。色は琥珀色と言われていますが、山崎とぱっと見の見た目はあまり変わりません。
山崎12年の味は奥行きのある甘みと厚みのある味が特徴的です。甘いバニラの香りが心地よく楽しめます。
3-1-3.山崎18年
山崎18年は、シェリー樽熟成由来の甘いドライフルーツやチョコレートの香りが特徴的です。山崎18年は赤みがかった琥珀色をしています。レーズンや杏、チョコレートなど甘い香りがしているため、甘いお酒が好きな方好みの味です。
山崎18年は、蜂蜜のような甘さとスパイシーさが共存している複雑な味わいです。山崎18年を飲むと、熟した果実の香りの余韻が長く深く続きます。
3-1-4.山崎25年
山崎25年は、ミズナラ樽由来の香木のようなアクセント、スパニッシュオークやアメリカンオークからは熟成した果実の香りがします。蜂蜜のような濃厚な甘みとかすかな薫香のほろ苦さを併せ持っています。
山崎25年では、甘酸っぱさもあり香木のようなスパイシーな口当たりで、心地よい余韻を感じられるでしょう。
3-2.白州の商品ラインナップ
白州の商品ラインナップは、以下の4つです。
- 白州
- 白州12年
- 白州18年
- 白州25年
白州にはどんな商品があるのかひとつずつ見ていきましょう。
3-2-1.白州
白州は、森の若葉のようにみずみずしい香りと爽やかでキレの良い味わいを感じられるウイスキーです。すだちやミントのような香りに、ほのかな酸味を感じられるすっきりさを楽しめます。飲み終えた後の口当たりは、ほのかな甘みとすっきりとしたキレを感じられます。
3-2-2.白州12年
白州12年は、フルーティーな香りと柔らかなスモーキーさが漂うコクのあるウイスキーです。青りんごのようなふっくらとした甘みや香り、ジャスミンのようなクリーンな味わいを楽しめます。白州12年を飲み終わると、甘くやわらかなスモーキーさの余韻を感じられるでしょう。
3-2-3.白州18年
白州18年は、長期熟成モルトならではの深い香りとほのかなスモーキーさを醸し出しているウイスキーです。スモーキーさだけでなく、メロンやマンゴー、ミルクキャラメルなどの甘い香りも楽しめます。味は、はちみつのような甘さと甘酸っぱさが調和しています。
白州18年では、熟成した果実のフルーティーな香りとスモーキーで心地良い余韻を楽しむことが可能です。
3-2-4.白州25年
白州25年は、クリーミーでウッディーな原酒や果実味豊かなシェリー樽原酒を厳選して吟味して創り出したウイスキーです。熟した柿やマンゴー、ジャムのような香りを楽しめます。
また、白州25年では濃縮された果実の甘さとクリーミーなほのかな酸味も楽しむことが可能です。白州25年では、スモーキーでフルーティーな甘さを長時間楽しめます。
4.山崎と白州はどちらが美味しい?味わいと飲みやすさの違い
山崎と白州では味わいに違いがあり、どちらが美味しいと感じるのかは人それぞれの好みによって異なります。ここでは、山崎と白州の味わいと飲みやすさの違いを紹介します。山崎と白州でどんな違いがあるのかを参考にしてください。
4-1.味わいの違い
山崎は、梅酒やチョコレートのような風味が特徴的です。上品な甘さが心地良くて余韻をしっかり感じられます。
その一方で白州は白桃やミント、バニラなどさまざまな風味があります。白州はバランスとキレがよい味わいです。
4-2.飲みやすさの違い
山崎は芳醇な味わいが特徴的ですが、一部の消費者からは味わいが強すぎると言われることがあるため、万人受けしません。一方、白州はすっきりとした飲みやすさがあり、ウイスキー初心者でも問題なく飲めます。
5.山崎や白州の買取は玉光堂にお任せください
山崎や白州の買取は、ぜひ玉光堂にお任せください。玉光堂では、ウイスキー各種の高価買取を実施しています。
5-1.山崎の買取実績
山崎の買取実績をご紹介します。
買取品目
SUNTORY 山崎リミテッドエディション 2022 シングルモルト ウイスキー
買取価格
21,000円
買取実績の詳細について
玉光堂では、上記以外にも数多くの山崎買取実績があります。山崎の買取をお考えの方はお気軽にご連絡ください。
5-2.白州の買取実績
次に、白州の買取実績をご紹介します。
買取品目
白州 Japanese Forest BITTERSWEET EDITION
買取価格
17,000円
買取実績の詳細について
玉光堂では、上記以外にも数多くの白州買取実績があります。また、その他のウイスキー買取実績については、以下のページにまとめています。あわせてご覧ください。
6.まとめ
この記事では、山崎と白州の歴史や特徴の違い、商品ラインナップを解説しました。山崎は、甘くてしっかりした風味のあるウイスキーです。その一方で白州はキレが良い軟水で作られており、軽快な味わいを楽しめます。
この記事を参考に、山崎と白州のどちらが自分に合っているのかを見定めたうえで、自分に合っているお酒を嗜んでください。
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