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インゴットとは?インゴットで金が選ばれる理由や所有する方法

#金・貴金属買取


よく耳にする機会の多いインゴット。ですが、インゴットの特徴や所有する方法などの詳細をご存知の方は意外と少ないのではないでしょうか。また、金相場が日々高騰するなか、インゴットに興味を持っている方もいらっしゃるはずです。

そこでこの記事では、インゴットの概要や所有するリスク、購入する方法について解説します。

インゴットの購入や売却による投資を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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【目次】

1.インゴットとは


インゴットとは、精錬した貴金属を貯蔵・取引のしやすい形に固めた金属の塊です。

インゴットは、鉱山から採掘されたり、リサイクルされたりした金属を高温で溶かし、不純物を取り除いて精製したあと、決められた形(延べ棒)に流し込んで作られます。

また表面には、製造業者名や重さ、純度などの情報が正確に刻印されているのが特徴です。この正確な情報が、インゴットの世界的な信頼性の基盤となっています。

1-1.インゴットと地金・金塊の違い

インゴットと似た意味を持つ言葉に、「地金」や「金塊」があります。インゴットと地金・金塊の主な違いは、「国際的な信頼性の基準を満たしているか」という点です。

地金は、もともと「金属の塊」や「素材」を指す広い言葉であり、インゴットも地金の一種です。一方、金塊は、採掘された自然の塊や、単に形状を問わない金の塊を意味することがあります。

それに対してインゴットは、後述するLBMA(ロンドン貴金属市場協会)の厳しい基準をクリアした公認ブランドが製造した、純度と品質が保証された延べ棒のみを指すのが一般的です。インゴットはその形状から「バー(延べ棒)」とも呼ばれます。

本質的に、インゴット、地金、金塊はいずれも金の塊を指す言葉であるため、投資の場などでは厳密には区別せずに使われています。しかし、正確に区分すると、地金は合金も含む素材全般を指すことがあり、必ずしも純金を意味するとは限りません。対してインゴットは、純度や重さに国際的な規格がある、信頼性の高い塊として区別されています。

1-2.インゴットは重さがある程度決められている

インゴットは、取引の効率と信頼性を保つために、重さがある程度決められているのが特徴です。具体的には、以下の10種類の重さがあります。

  • 1g
  • 2g
  • 5g
  • 10g
  • 20g
  • 50g
  • 100g
  • 500g
  • 1kg
  • 12.5kg

どの重さのインゴットで取引をするかはブランドによって多種多様です。1kgのインゴットが最も多く取引されています。

また、12.5キログラムのインゴットはラージバーと呼ばれ、主に政府や中央銀行の資産として使われる最大のサイズです。

1-3.インゴットは金だけではない

インゴットと聞くと金を連想する方が多いと思いますが、実はインゴットにも多種多様な種類があります。金以外のインゴットとして代表的なものが、以下の3つです。

  • プラチナ
  • パラジウム

これらの貴金属も、金と同様に厳しい基準や品質規格にもとに、精錬・管理がおこなわれています。それぞれの金属のインゴットは、その金属の希少性や用途によって、市場価値が決められています。

それぞれ見ていきましょう。

1-3-1.プラチナ

プラチナ(白金)のインゴットは、金インゴットと同様に、世界的に高い資産価値を持つ貴金属の延べ棒です。

プラチナは、とくに自動車の排気ガスを浄化する触媒など、工業用途でも非常に重宝されており、需要が高いのが特徴です。金と同様に「999.5」などの純度が刻印され、高い品質が保証されます。

純粋なプラチナは変色しにくい性質を持つため、プラチナのインゴットを長期的な資産保全の目的で購入する人も多いです。

1-3-2.銀

銀のインゴットも存在しますが、金やプラチナに比べると、資産運用としては地金型金貨や工業用素材として使われるのが主流です。工業分野や医療分野で広く使われると同時に、金と同様に古くから貨幣や装飾品としても使われてきました。

銀インゴットの純度は「999.0」以上とされることが多く、金やプラチナに比べて取引単位が大きい(たとえば1kg)のが一般的です。また、銀は価格変動が比較的大きいのが特徴です。

1-3-3.パラジウム

パラジウムのインゴットは、とくに近年、自動車の排ガス触媒としての需要が高まったと、投資対象として注目を集めています。

白金族(プラチナグループ)の金属の一つであるパラジウムは、プラチナよりも融点が低いという性質を持っています。プラチナと同様に「999.5」などの高純度でインゴットが製造され、国際市場で取引されています。

世界的に見ても埋蔵量が少なく、資源の偏りがあるため、価格が大きく変動する傾向がある貴金属です。

1-4.インゴットにはLBMAが定めた厳しい規定がある

インゴットには、LBMA(ロンドン貴金属市場協会)が定めた非常に厳しい規定があり、これが国際的な信頼性の根拠となっています。

LBMAとは、ロンドン貴金属市場での地金取引の標準を定める世界的な権威を持つ組織です。LBMAが定めた厳しい審査基準をクリアした製造業者だけが、「GoodDelivery(グッド・デリバリー・バー)」と呼ばれる国際的な信用保証がついたインゴットを発行できます。この規定には、純度や重量、形状の正確性、さらには製造から輸送までの管理体制まで含まれています。

日本の主な公式ブランドは以下です。

  • 田中貴金属工業株式会社
  • 株式会社 徳力
  • 住友金属鉱山株式会社
  • 石福金属興業株式会社
  • 松田産業株式会社
  • 三菱マテリアル株式会社
  • 三井金属鉱業株式会社三井金属鉱業株式会社

インゴットの購入を検討されている方は、可能な限り信頼できるブランドのものに投資するのがおすすめです。

2.インゴットの刻印について

インゴットの表面には、その品質と真正性を証明するための重要な情報が、必ず刻印されています。

これらの刻印は、単なるデザインではなく、そのインゴットが国際市場で通用する身分証明書のような役割を果たしています。刻印があるおかげで、購入時や売却時に偽物と区別でき、取引がスムーズにおこなえるのです。

刻印には、主にブランド名、純度、重さ、シリアルナンバーの4つの情報が含まれています。

2-1.ブランド名の刻印

インゴットのブランド名の刻印は、そのインゴットがどの企業によって精錬・製造されたのかを示すものです。ブランドマークは、とくにLBMAの厳しい審査をクリアし、「GoodDelivery」の認定を受けた企業にのみ刻印が許されています。

たとえば、日本の大手メーカーであれば、田中貴金属工業や三菱マテリアルといった名前や意匠が刻まれています。この刻印があるのが、世界で取引されるインゴットの品質の証明です。

2-2.純度の刻印

純度の刻印は、そのインゴットに含まれる貴金属の純粋な割合を示す非常に重要な情報です。

金のインゴットの最高品位は「999.9」と表記されるのが一般的で、これは純度が99.99パーセント以上の純金であることを意味します。プラチナやパラジウムの場合は「999.5」と表記されることが多いです。この純度が高いほど、貴金属としての価値も高くなります。

また、「FINEGOLD」などの素材表示も併記されていることが多いです。

2-3.重さの刻印

重さの刻印は、そのインゴットの正確な質量をグラム単位などで示すために刻まれます。

たとえば、「100g」や「1kg」といった表記がおこなわれ、国際的な取引において、この重さの刻印が売買の基準となります。精錬のプロセスにおいて、決められた重量になるよう厳密に調整がおこなわれ、製造後に検査がおこなわれたもとに、この刻印が押されるという流れです。

2-4.シリアルナンバーの刻印

シリアルナンバーの刻印は、インゴット一つひとつを識別するための固有の管理番号です。インゴットの製造履歴や流通経路を追跡するために使われます。

同じシリアルナンバーを持つインゴットは世界に二つとないため、この番号のおかげで、万が一偽物が市場に出回った場合でも、正規のインゴットとの区別をすることが可能となります。資産として長期保有する際に、この番号が真正性を証明する役割を果たすのです。

3.世界中で「金」のインゴットが選ばれている理由と所有するメリット


前述したように、インゴットには金やプラチナ、銀などの種類がありますが、なかでも金のインゴットが世界中で選ばれている傾向にあります。

世界中で金のインゴットが選ばれている理由と、所有するメリットは以下の通りです。

  • 資産価値が安定している
  • インフレ時にも資産価値が保たれる
  • いつでも換金できる
  • 節税対策になる
  • 地政学リスクが高まることで価値が上がるから

それぞれ解説していきます。

3-1.資産価値が安定している

金は、株式や債権などさまざまな投資対象と比較して資産価値が安定している傾向にあります。そのため、トラブル発生時に備えて金を選ぶ投資家が世界中で多くなっています。

また、金のインゴットはいつでも換金できるため、タイミングを選んで現金を手にすることができる点も大きなメリットです。

3-2.インフレ時にも資産価値が保たれる

金は、インフレが進んでも資産価値が保たれます。金は、株式や債権などの金融資産と違い、インフレ時でも価値が下がることなく、むしろ反比例して上がる傾向にあるためです。

そのため、インフレ時のリスクヘッジとして、金のインゴットへ分散投資をおこなう投資家が多くなっています。

3-3.いつでも換金できる

金のインゴットがあれば、いつでも換金可能です。

たとえば、金以外の資産である株式を保有していたとしても、その企業が倒産すれば紙切れになってしまうかもしれません。しかし、金のインゴットはいつでも現金へ換金できるので、社会情勢に影響されずに済みます。

3-4.節税対策になる

金のインゴットは、節税対策につながります。
通常金を売却する際、一定量以上で所得税が課税されるため、税負担が生じます。しかし、金のインゴットを分割して売ることで、税金がかからずに節税が可能となるのです。

さらに、相続税の対策としても役立ちます。インゴットを小分けにして、生前に家族へ贈与することで、将来の税負担を軽減することが可能です。

3-5.地政学リスクが高まることで価値が上がる

金のインゴットは、地政学リスクの向上と共に価値が上がります。地政学リスクとは、国や地域の政治的・地理的・社会的・軍事的な状況が原因で発生するリスクのことです。

たとえば、過去のリーマンショックが発生した時期に株式は値下がりしていましたが、金の価値は上昇していました。世界情勢の悪化によって大幅な損出を防ぎたい場合は、金のインゴットを活用して投資するとよいでしょう。

4.金のインゴットを所有するリスク・注意点

金のインゴットの所有には、メリットだけではなく以下5つのリスク・注意点もあります。

  • 盗難対策が必要である
  • 所有しているだけでは利益を生み出さない
  • 金相場の変動を日々確認する必要がある
  • 所有するためにまとまったお金がいる
  • 精錬加工時は手数料が発生する

大切な資産を守るためには、これらのリスクを正しく把握しておくのが非常に重要になります。一つずつ解説します。

4-1.盗難対策が必要になる

金のインゴットを自宅などで所有する場合、高額な資産であるため、厳重な盗難対策が必要になるのが最大の注意点です。

金は換金性が高く、万が一盗難被害に遭ってしまうと、手元に戻ってくる可能性はほとんどありません。そのため、高額なインゴットを自宅に保管する場合は、耐火性・防犯性の高い金庫に保管する、あるいは専門の業者による「預かりサービス」を利用するといった対策が不可欠です。

保管方法を検討するうえで、費用も考慮しておきましょう。

4-2.所有しているだけでは利益を生み出さない

金のインゴットは、所有しているだけでは利息や配当などの利益を生み出しません。たとえば株式や債券であれば、企業が利益を上げた際に配当金や利息を受け取ることができますが、金はそれ自体が利益を生み出す「モノ」ではないからです。

金は、インフレに対する価値の保険としての役割や、売却益を目的として保有されます。つまり、金相場が上がったときに売却するのを見越して持つ資産なのです。

金のインゴットは、長期的に保有する前提で購入するようにしましょう。

4-3.金相場の変動を日々確認する必要がある

金のインゴットを売買する際には、金相場の変動を日々確認する必要があります。

インゴットの価値は、国際的な金価格にもとに毎日変動します。とくに世界情勢や経済状況の変化に敏感に反応するため、購入した時よりも売却時の価格が下がってしまうと、元本割れをする可能性も否定でいません。

資産価値を最大化するには、日々の相場をチェックし、適切なタイミングで購入や売却をおこなう意識が大切です。

4-4.所有するためにまとまったお金がいる

インゴットを所有するためには、まとまったお金が必要になるのがハードルとなります。

純金インゴットは最小単位が5グラム程度から販売されていますが、金額にすると100,000円以上です(2025年11月現在)。資産として価値の高い100グラムや1キログラムのインゴットを購入するのであれば、さらに大金が必要となります。

積立投資のように少額から始められる方法を選ぶと、初期費用を抑えることが可能です。

4-5.精錬加工時は手数料が発生する

金のインゴットを売買する際、精錬加工や分割の手数料が発生する点にも注意が必要です。とくに、大きなインゴット(たとえば1kg)を売却する際は、業者が買取後に小さなサイズに分割し直す場合や、買取業者がインゴットを溶かして再利用するための「精錬手数料(バーチャージ)」と呼ばれる費用がかかります。

諸々の手数料は、インゴットの重さや、購入・売却する業者によって異なるため、事前に確認するのが重要です。

5.金のインゴットを所有・購入する方法4選


金のインゴットを購入する方法は多種多様です。具体的には、以下の4つの方法で購入が可能です。

  • 金属メーカーの店舗で購入
  • 地金商からの購入
  • 積立投資
  • 金ETF

それぞれの方法について理解し、最適な投資手段を選択しましょう。

5-1.金属メーカーの店舗で購入

金のインゴットは、金属メーカーの店舗で購入できます。店舗で購入すれば、投資に関する疑問点や注意するべきポイントを質問できるため、安心して金のインゴットを投資へ活用できます。

ただし購入時には手数料がかかる場合があり、その金額は業者によって変わるため、いくつかのメーカーを比較してみるのがおすすめです。

5-2.地金商からの購入

金のインゴットは、貴金属の売買を専門とする地金商と呼ばれる専門業者からも購入できます。地金商は、金属メーカーと顧客のあいだに立って売買をおこなう業者であり、メーカー直営店よりも価格設定が有利な場合があるのが特徴です。

とくに、長年の実績と高い信頼性を持つ老舗の地金商を選ぶのが重要です。購入前に、その業者が「日本金地金流通協会の正会員」であるかを確認すると、さらに安心感が増します。

5-3.積立投資

金のインゴットを少額から継続的に購入したい人には、積立投資がおすすめです。

これは、毎月一定額もとに金を買い付けていく方法です。まとまった資金がなくても始められ、価格が高いときには少なく、安いときには多く買うという形で、購入価格が平準化される(ドルコスト平均法)メリットがあります。

地金として現物(インゴット)に交換できるサービスもあると、手軽に現物資産を保有できます。

5-4.金ETF

手軽さと換金のしやすさを重視する人には、金ETFと呼ばれる金融商品が有力な選択肢となります。

ETF(上場投資信託)は、証券取引所で株と同じように売買できる投資信託です。金ETFは、金価格に連動するように設計されており、インゴットを現物で持つ必要がないのが最大のメリットです。

少額からリアルタイムで取引がおこなえると、金相場の変動に素早く対応できます。

6.金のインゴットを売却する際に押さえておきたいポイント

金のインゴットを売却する際にも、注意するポイントがあります。金のインゴットを売却する際は、以下3つの注意点に気をつけてください。

  • 200万以上を超える取引には本人確認がある
  • 売却時の税金に注意する
  • 刻印がないインゴットは買取不可となる可能性がある

それぞれ解説していきます。

6-1.200万以上を超える取引には本人確認がある

金のインゴットを売却する際に200万以上を超える取引がある場合は、本人確認が必要です。平成28年に試行された犯罪収益防止法によって、身分証明書の提示が求められるようになりました。

必要な身分証明書は買取先によって異なるため、事前に確認してください。

6-2.売却時の税金に注意する

金のインゴットを売却する際は税金に注意してください。インゴットを売却して利益が発生した場合は、譲渡所得として課税されるからです。

そのため、金のインゴットを売却する際は翌年必ず確定申告をしましょう。

6-3.刻印がないインゴットは買取不可となる可能性がある

インゴットを買取に出す際、刻印がないものは買取不可となる可能性があります。

インゴットには通常、製造元や純度、重量などを示す刻印が刻まれていることが多く、貴金属の価値を正確に評価するために非常に重要です。刻印がない場合、真贋や純度の確認が難しくなり、買取業者によっては取り扱いを避けることもあるため注意しなければなりません。

玉光堂では、刻印がないインゴットも買取をおこなっています。お気軽にご相談ください。

7.まとめ

この記事では、インゴットの概要や所有するリスク、購入する方法について解説しました。

インゴットとは、精錬した貴金属を貯蔵・取引のしやすい形に固めた金属の塊です。インゴットと聞くと金を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実際にはプラチナや銀、パラジウムなどのインゴットも存在します。そのなかでも投資対象として選ばれやすいのが、金のインゴットです。

金のインゴットを保有すれば、盗難対策の必要性やまとまった資金の用意など多種多様なポイントに注意しなければいけません。本記事を参考にしたうえで、インゴットへの投資をおこなってみてください。

玉光堂では、インゴットをはじめとした金の高価買取を実施中です。インゴットの売却を検討している方は、ぜひ玉光堂の高価買取をご利用ください。

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