エルメスのケリーとバーキンの違いとは？どちらが人気でどちらが高い？

ケリーとバーキンには、さまざまな違いがあります。ケリーとバーキンの違いを把握すれば、それぞれの使い方に応じてバッグを使用できるしょう。

この記事では、以下の内容を確認しています。

• ケリーとバーキンの違い
• ケリーとバーキンの共通点
• ケリーとバーキンの用途に合わせた使い方

ケリーとバーキンを売却しようと考えている方は、ぜひこの記事をお読みください。

1．ケリーとバーキンの違い

ケリーとバーキンは、エルメスの代表的な商品ですが、どちらも見た目が似ているため、違いがわからない方もいるでしょう。

そこで今回は、ケリーとバーキンの違いとして、以下の5つを解説します。

• 由来の違い
• サイズ展開の違い
• デザインの違い
• 内観の違い
• 機能性や使い勝手の違い

1-1．由来の違い

ケリーとバーキンは、それぞれの由来が異なります。

ケリーは、女優からモナコ公国の王妃となったグレース・ケリーが名前の由来とされています。

元々、ケリーは「サック・ア・クロア」と名づけられ、1956年にエルメスがモナコ王室から正式に許可を取って「ケリー」と名づけられるようになりました。

また、バーキンは、イギリス人女優で歌手のジェーン・バーキンが名前の由来となっています。

バーキンは、ジェーン・バーキンへプレゼントをするために作られましたが、結果的に一般へ販売されることになりました。

1-2．サイズ展開の違い

ケリーとバーキンの違いとして、サイズ展開が挙げられます。ケリーでは、以下の8種類のサイズ展開がされています。

また、バーキンは以下の7種類のサイズ展開がされています。

ケリーは小さいサイズから大きいサイズまで展開がされているのに対し、バーキンは大きめのサイズが展開されています。

1-3．デザインの違い

ケリーとバーキンでは、デザインも異なります。

ケリーは、ハンドルが1本で内縫いと外縫いの2種類の裁縫デザインから選べて、外側にポケットがついています。

なお、内縫いと外縫いの特徴は、以下のとおりです。

• 内縫い
• 丸っぽい形の裁縫デザイン
• 外縫い
• 格式ばった形の裁縫デザイン

加えて、ケリーにはショルダーストラップが付属しているので、肩掛けカバンとして愛用できます。

一方でバーキンは、マチ幅が広くてハンドルが2本付いているため、荷物を多く収納できます。

さらに、バーキンにはショルダーストラップが付属していないため、ハンドバッグとして使用することが可能です。

1-4．内観の違い

ケリーとバーキンの内観は、大きな違いはありません。

ただ、ケリーのみ内側にポケットが付属されているため、ケリーのほうが収納力が高い種類といえるでしょう。

1-5．機能性や使い勝手の違い

ケリーとバーキンは、機能性や使い勝手も違います。

ケリーは、サイズ25以上はショルダーストラップが付属されていて、手をふさがずに持ち歩けるでしょう。

また、バーキンはマチ幅が調節できるようにサイドにベルトが通っていたり、内側に仕切りがなかったりするので、ストレスを感じずに荷物の収納ができます。

2．ケリーとバーキンには共通点もある

ケリーとバーキンには、例として以下のような共通点があります。

• フラップと黒でバッグを開閉する仕組み
• フロント部分のカデナやクロッシュ

ケリーとバーキンには、上記の共通点があると把握したうえで、それぞれの違いについても理解しましょう。

3．ケリーよりもバーキンのほうが人気な傾向にある

結論からいうと、ケリーよりもバーキンのほうが人気な傾向にあります。

事実、ブランド紹介サイトを運営しているブランドクルーズ事務局が実施したアンケートによると、75%の女性がケリーよりバーキンに魅力を感じると回答したと明らかになっています。

ケリーよりバーキンのほうが収納力が高く、知名度があるため人気になっているのでしょう。

ただ、最近はバーキンが入手困難でかつ、定価が高いので日本ではケリーの人気も高まってきています。

4．定価ではケリーよりバーキンのほうが高い

定価の値段は、ケリーよりバーキンが高いです。

例として、サイズ25のケリーとバーキン25の定価を以下の表で解説します。

バーキンの価格が高く設定されている理由として、以下の3つが挙げられます。

• 需要が高いのに供給が少ない
• 高品質な素材を使用している
• すべて職人の手作りである/li>

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

バーキンはなぜ高い？6つの理由を徹底解説

「バーキンはなぜ値段が高いんだろう」と疑問に思っている方も多いでしょう。バーキンの値段が高く設定されているのには、明確な理由があります。そこでこの記事では、「バーキンの値段がなぜ高いのか」「バーキンの歴史や特徴」を中心に解説しています。

5．ケリーとバーキンの用途に合わせた使い方

ケリーとバーキンは、合うシーンがそれぞれ異なるため、それぞれの用途に合わせた使い方を解説します。

5-1．ケリーが合うシーン

ケリーは、パーティーや冠婚葬祭など人生の節目となる場面に使用するのが適しています。

ケリーは格式ばった形をしているので、パンツスーツや着物など幅広く似合い、一種のファッションとしても使用できるでしょう。

5-2．バーキンが合うシーン

バーキンは、遊びに行くときや日常生活など比較的ラフな場面で使用するのが適しています。

バーキンの色に合わせた服装を着れば、よりオシャレに使いこなせるでしょう。

6．【まとめ】ケリーとバーキンの違いを正しく理解しよう

ケリーとバーキンの違いについて、ご理解いただけましたでしょうか？

ケリーとバーキンには、サイズ展開やデザイン、機能性などさまざまな違いがあります。

本記事でケリーとバーキンの違いを把握し、それぞれの使い方に応じてバッグを使用できるとよいでしょう。

また、自宅に不要となったケリーやバーキンがある場合は、この機会に買取に出してみてはいかがでしょうか。

玉光堂のバーキンやケリーの買取については、以下のページで詳しくご紹介しています。

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