「買取られた金製品ってそのまま再販売されているのかな?」
金・貴金属をはじめとした金製品が買取られたあと、どのようなルートをたどっていくのか気になりませんか?
実は、大きく2つの道に分かれます。
この記事では、以下のことを解説しています。
- 金製品が買取られたあとの2つの道
- 貴金属についていた宝石のその後
金買取の裏側をご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
【目次】
1.貴金属が買取られたその後に待っている2つの道
金や貴金属が査定され、売却主に買取金額が渡される理由は、買取された金製品に次の道が待っているからに他なりません。
では、どのような道が待っているのかというと、主に以下2つの道です。
- メンテナンスされ再販される
- 精錬される
それぞれ解説していきます。
1-1.メンテナンスされ再販される
状態がよく中古品として再販可能と判断された金製品は、メンテナンスを受けたのち改めて再販されます。
たとえば、状態がいいかつ以下のような金製品は、再販されることが多いです。
- 人気があり需要の高いジュエリー
- 投資対象となるインゴットや金貨
- 流行のデザインでどのようなシーンでも使いやすい貴金属
上記のような金製品であれば、次の買い手も見つかりやすく買取業者としても再販しやすいです。
そのため、多くは業者によるメンテナンスを実施後にそのまま中古品として販売されます。
1-1-1.再販の手段
買取られた金製品は、主に以下3つの手段によって再販されます。
- 金製品を買取った業者によってそのまま再販される
- 買取った業者から、ジュエリーの販売に強い業者へと渡り再販される
- オークションで再販される
買取業者のなかには、買取のみで販売はおこなっていない「買取専門店」があります。
買取専門店の場合、下2つの手段によって再販されることが多いです。
1-1-2.海外で再販されることもある
日本で買取られた金製品は、海外で再販されることもあります。
日本では時代遅れとされるような古いデザインでも、海外では需要があり、売れやすいパターンがあるからです。
そのため、海外への販路を持っている業者と持っていない業者では、持っている業者のほうが高価買取の可能性も高まります。
金買取を利用される際は、業者の販路にも注目してください。
1-2.精錬される
再販以外の道として、「精錬される」があります。
精錬とは、「金属を溶かして、不純物を取り除く作業」のことです。
金製品には、純度100%のものだけでなく、18金や10金など金以外に銀や銅など他の金属が含まれているものもあるんです。
18金や10金は、ジュエリーやライターなど身近なものに広く利用されています。
金製品の溶解により取り出された金が再度加工され、新たなジュエリーの部品や金塊に生まれ変わります。
2.貴金属から取り出された宝石のその後は?
ここまでは、金製品が買取られたあとに待っている道について解説をしましたが、最後に、貴金属から取り出された宝石のその後はについてお話をします。
宝石は、リカットという作業で形を整えられ、これまた他のジュエリーの一部へ生まれ変わることが多いです。
指輪やネックレスなどのジュエリーには、宝石がついていますよね。
ジュエリーの金製品が精錬されるときは、ついていた宝石が外されます。
外された宝石は、リカットによってまるで新品のような姿に生まれ変わるというわけです。
3.まとめ
金・貴金属は、買取られたあとに2つの道が待っています。
- メンテナンスされ再販される
- 精錬される
業者ごとで基準の違いはあるものの、状態がいいかつ以下のような金製品は、再販されることが多いです。
- 人気があり需要の高いジュエリー
- 投資対象となるインゴットや金貨
- 流行のデザインでどのようなシーンでも使いやすい貴金属
もし自分が売った金製品がどのような道をたどるのか気になる方は、査定時に直接質問してみてはいかがでしょうか。
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