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金メッキとは?特徴や用途・刻印・見分け方など徹底解説

金メッキとは?特徴や用途・刻印・見分け方など徹底解説
金メッキにどんな特徴があるのか、詳しく説明できない人は意外と多いのではないでしょうか。「金メッキとは?」と疑問に思っている方もいるでしょう。

そこで今回は、金メッキとはなんなのか、以下の項目に分けて徹底的に解説していきます。

  • 金メッキとは?特徴や用途・種類
  • 金メッキかどうかの見分け方
  • 金メッキと金属アレルギーの関係
  • 金メッキのお手入れ方法
  • 金メッキの価値

記事の最後には金メッキを1円でも高く売る方法について解説をしているので、金メッキについて知りたい方や金メッキを売りたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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1.金メッキとは?


金メッキとは、金属の表面に薄くした金(金箔)を貼り付けコーティングすることで、防腐性と抗変色を高めることを目的とした金属加工の種類です。

金メッキの概要として、以下の5つに分類して解説します。

  1. 金メッキの特徴
  2. 金メッキの用途
  3. 金メッキの種類
  4. 金メッキの加工方法
  5. 金メッキの刻印

1-1.金メッキの特徴

金メッキは、表面に金が施されているものの、使用している金の量自体は少ないです。そのため、その他の金製品よりも比較的リーズナブルな価格ながらも、金属の見た目をきらびやかなものにできます。

その一方で、表面の金はあくまで薄くコーティングされているだけのため、傷が付きやすかったり剥げやすかったりします。耐久性は決して強いとは言えないので、長く使いたいアクセサリーやインテリアなどとの相性は悪いです。。

1-2.金メッキの用途

金メッキは、装飾用と工業用の2つに使用されています。

用途 詳細
装飾用 金属に金メッキ加工を施すことで、見た目を美しくより華やかにすることができます。
身近では、主に安価なアクセサリーに使用されています。
工業用 電気伝導性が高くはんだごてとの相性も良いという金メッキの特徴を活かし、さまざまな製品の製造過程に使用されています。
特に、スマートフォンやコンピューター、半導体製品などの電子部品の製造に使用されることが多いです。

なお工業用の金メッキの場合、純金の金メッキだけでなく合金の金メッキが使用されることもあります。

1-3.金メッキの種類

金メッキの種類として、以下の2つへ分類できます。

金メッキの種類 詳細
純金めっき 純金でのメッキでは、美しい光沢やデザイン性を得ることができ、半導体製品の開発に使用される場合が多くなっています。
ですが、純金は柔らかく耐久性が低いため、破損の恐れもあります。
硬質金めっき 硬貨金メッキでは、金メッキ浴へコバルトを微量に添加し、被膜の硬度を強化しています。
純金メッキよりも電気や熱の伝導率が低くなるものの、皮膜が厚くなり耐久性が高いため、抜き差しを繰り返す端子の先端といった部分に使用されます。

金の使用量が少ない硬貨金メッキのほうが、純金メッキと比較してコストが安くなります。

1-4.金メッキの加工方法

金メッキの加工方法は、多くが「電気メッキ法」です。電気メッキ法では、メッキ溶液内で金に別の金属を電気によって付着させます。

メッキ液へプラスとマイナスの電極を入れた状態で電流を流すと、金以外の金属表面で金属イオンが還元反応(電子を受け取る反応)を起こします。メッキはマイナス極に引き寄せられる性質があり、メッキ液中の金属イオンがプラスのため、金が別の金属にくっつくのです。

また最近では、PVDという金メッキの加工方法も普及しはじめており、PVDではガラスやプラスチックにも金メッキ加工をおこなうことが可能です。

1-5.金メッキの刻印

金メッキの刻印は、金合金の品位(金の含有率・純度)+GPが基本です。(K18GP など)GPとは、「ゴールドプレート」を意味します。

ほかにも、HGE(硬質電解メッキ)やGEP(電気メッキ)など加工方法によって刻印の内容が異なります。

2.金メッキと金張りは何が違う?

金メッキに似ているもので、金張りという種類もあります。

金メッキは電気処理で金属の表面に薄い膜を塗っていくのに対し、金張りは直接膜を金属の表面に貼り付ける手法です。金張り加工は、金メッキよりも剥がれにくく耐久性に優れていますが、製造工程が複雑であるため金メッキよりもコストが高くなるのが特徴です。

また金張りは、「GS」「GR」「RGP」などと刻印されていることが多いです。

3.金メッキかどうかの見分け方

金メッキの見分け方には、以下の3つがあります。

  1. 重量を確認する
  2. 磁石を近づける
  3. 色味を見る

それぞれ解説していきます。

3-1.重量を確認する

一番手軽にできるのが、重量の確認です。

金は他の金属と比較して重く、比重でいうと鉄は「7.87」、鉛は「11.36」なのに対し、金は「19.32」もあります。

そのため、金メッキかどうかを確かめたいものを手に取ってみて見た目より軽く感じれば、金メッキで間違いないといえます。

3-2.磁石を近づける

金は磁石に反応しないという性質があるため、磁石に近づけることで金と金メッキを見極められます。

金メッキや金張りのアイテムの場合、内部にある別の金属に磁石が反応しくっつきます。そのため、磁石を近づけて反応があればその商品が金メッキである可能性が高いです。

ただし、金メッキ内部の金属が「銀」や「銅」のような非磁性金属の場合は磁石に反応しないため、その際には他の見分け方を試す必要があります。

3-3.色味を見る

金メッキかどうかを見極めたいときは、色味を確認しましょう。金は橙色に近い黄色であるのに対し、金メッキは光り輝く黄色をしています。

そのため、手元に製品がある場合は色味を確認することが手っ取り早いです。

4.金メッキは金属アレルギーに注意


金メッキの商品を使うときに注意すべきなのが、「金属アレルギー」です。

金メッキには、金属アレルギーになりやすいものとなりにくいものが存在しており、たとえば24金が使用される純金メッキは金属アレルギーになりにくいです。

しかし、表面の純金メッキが剥がれ内部の金属が剥き出しになると、アレルギー反応が出てしまうこともあります。

そのため金メッキの商品は表面のメッキが剥がれないように大切に扱い、汚れは拭き取るといったメンテナンスはしっかりおこなうようにしましょう。(メンテナンスについては次の章で解説します。)

5.金メッキはお手入れが必須

金メッキのお手入れは、中性洗剤を使って優しく洗い、柔らかい布やティッシュで軽く拭き取ることをおすすめします。

その際、金やシルバー・プラチナ用などの研磨剤が含まれているクロスを使うと、金メッキ商品に小さな傷をつける可能性があります。

また、超音波洗浄機で洗浄すると金メッキが剥がれてしまうため注意しましょう。

6.金メッキは売れる?価値はどのくらい?

金メッキを売却するのは難しいですが、以下のようなものであれば売れる可能性があります。

  • 「宝石」部分の評価が高い金メッキ製品
  • デザイン性や希少性の高い金メッキ製品

それぞれの詳細については、以下の記事を参考にしてください。

6-1.金メッキを1円でも高く売る方法

金メッキを1円でも高く売るためには、以下の3つの方法を心がけておきましょう。

  • 相場を確認しておく
  • 常日頃からお手入れしておく
  • 買取実績が豊富な業者へ依頼する

たとえば、相場を確認しておけば金メッキ製品の需要が高い時期に売却することができますし、常日頃からお手入れしておくと綺麗な状態で売れるので高価買取価格になりやすいです。

上記の3つの方法を心がけたうえで、金メッキの商品を売却しましょう。

7.まとめ

この記事では、金メッキとはなにか、概要や見分け方・お手入れ方法・1円でも高く売る方法などについて解説しました。金メッキは、リーズナブルな価格なので気軽に使用でき、日常に使えるアクセサリーや工業用に使用されています。表面に薄く伸ばした金箔を貼り付けることで、見た目に華を持たせることが可能です。

また、金メッキ製品を高く売却したい際は、相場の定期的な確認や買取実績が豊富な業者へ依頼することを心がけましょう。

玉光堂では、金メッキの商品についても無料で査定させていただきます。金の高価買取もおこなっておりますので、金の売却を検討している方はぜひ玉光堂をご利用ください。

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