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金メッキとは?特徴や用途・刻印などについて徹底解説

金メッキとは?特徴や用途・刻印など徹底解説
「金メッキとは?どんな特徴があるの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。

そこで今回は、金メッキとはなんなのか、その概要について徹底的に解説していきます。

後半には金メッキを1円でも高く売る方法についても解説しているので、金メッキの売却を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

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1.金メッキとは?


金メッキとは、本物の金属を薄くした金と結合させることで防腐性と抗変色を目的としている金属加工の種類です。

金メッキの概要として、以下の6つに分類して解説します。

  1. 金メッキの特徴
  2. 金メッキの用途
  3. 金メッキの種類
  4. 金メッキの加工方法
  5. 金メッキの刻印
  6. 金メッキの見分け方

1-1.金メッキの特徴

金メッキは、表面に金が施されているものの、使用している金の量自体は少ないので、その他の金製品よりも比較的リーズナブルな価格となります。

そのため、気軽に使用でき手に取りやすいです。

その一方で、結合されている金属皮膜が薄くなっていることで、「変色しやすい」や「剝げやすい」などのデメリットもあります。

1-2.金メッキの用途

金メッキは、装飾用と工業用として使用されています。

金メッキ加工を施すことで、見た目をより華やかに美しくする目的で使用される傾向があります。

また、金メッキには電気伝導性が高くてはんだごてとの相性も良いので、さまざまな製品の製造過程に使用されることが多いです。

特にスマートフォンやコンピューター、半導体製品などに金メッキは使用されることが多くなっています。

1-3.金メッキの種類

金メッキの種類として、以下の2つへ分類できます。

金メッキの種類 詳細
純金めっき 金メッキ浴へコバルトを微量に添加して、被膜の硬度を強化している
硬質金めっき 美しい光沢やデザイン性を獲得でき、半導体製品の開発に使用される場合が多い

1-4.金メッキの加工方法

金メッキを加工する方法の多くが、「電気メッキ方法」です。

そもそも金属皮膜はマイナス極へくっつきやすい特徴があり、電気メッキで用いるメッキ溶液の中にプラスの金属イオンがあるので引き寄せられやすくなっています。

ただ、電気メッキの場合は費用が高く摩耗に弱い傾向があるので、最近ではPVDと呼ばれる物理的手法による金メッキ方法が開発されています。

PVDとは、真空状態で金をイオン化し、そのイオン化した金を別の金属に向けて照射し蒸着させる技術です。

この方法は下地材料を必要とせず、金属表面の密着性や耐摩耗性を大幅に向上させる効果があります。

さらに、PVD(物理的気相成長)技術を用いることで、金属だけでなくガラスやプラスチックなどの非金属素材にも金メッキを施すことが可能です。

1-5.金メッキの刻印

金メッキの刻印は、金合金の品位(金の含有率・純度)+GPが基本です。(K18GP など)

GPとは、「ゴールドプレート」を意味します。

ほかにも、HGE(硬質電解メッキ)やGEP(電気メッキ)など加工方法によって刻印の内容が異なります。

1-6.金メッキの見分け方

金メッキの見分け方には、以下の3つがあります。

  1. 重量を確認する
  2. 磁石を近づける
  3. 色味を見る

1-6-1.重量を確認する

金メッキを見分け方るときは、まず重量を確認してください。

金は他の金属と比較して重く、比重でいうと鉄は「7.87」、鉛は「11.36」なのに対し、金は「19.32」もあります。

そのため、実際に金商品を手に取ってみて見た目より軽く感じれば、金メッキで間違いないといえます。

1-6-2.磁石を近づける

金は磁石に反応しないという性質があるため、磁石に近づけることで金と金メッキを見極められます。

金メッキや金張りのアイテムの場合、内部にある別の金属に磁石が反応するため、磁石を近づけて反応があればその商品が純金でない可能性が高いです。

ただし、金メッキ内部の金属が「銀」や「銅」のような非磁性金属の場合は磁石に反応しないため、その際には他の見分け方を試す必要があります。

1-6-3.色味を見る

金メッキかどうか見極めたい商品の色味を確認しましょう。

金は橙色に近い黄色であるのに対し、金メッキは光り輝く黄色をしています。

そのため、手元に製品がある場合は色味を確認することが手っ取り早いです。

2.金メッキと金張りは何が違う?

金メッキに似ているものとして、金張りという種類もあります。

金メッキは電気処理で金属の表面に薄い膜を塗っていくのに対し、金張りは直接膜を金属の表面に貼り付ける手法です。

金張り加工は、金メッキよりも剥がれにくく耐久性に優れていますが、製造工程が複雑であるため金メッキよりもコストが高くなるのが特徴です。

純金と違い、金メッキや金張りは一般的に高価なアクセサリーには用いられず、主に置物・トロフィー・メダル・工業製品・装飾品などに採用されており、リーズナブルかつ美しい仕上がりを求める場合に活用されています。

3.金メッキは金属アレルギーに注意


金メッキの商品を使うときに注意すべきなのが、「金属アレルギー」です。

金メッキには、金属アレルギーになりやすいものとなりにくいものが存在しており、0たとえば24金メッキは金属アレルギーになりにくいです。

しかし、表面の金メッキが剥がれ内部の金属が剥き出しになると、アレルギー反応が出てしまうことも。

そのため金メッキの商品は表面のメッキが剥がれないように大切に扱い、汚れは拭き取るといったメンテナンスはしっかりおこなうようにしましょう。(メンテナンスについては次の章で解説します。)

4.金メッキはお手入れが必須

金メッキのお手入れは、中性洗剤を使って優しく洗い、柔らかい布やティッシュで軽く拭き取ることをおすすめします。

その際、金やシルバー・プラチナ用などの研磨剤が含まれているクロスを使うと、金メッキ商品に小さな傷をつける可能性があります。

また、使用頻度が高いか経年の金メッキ商品の場合は、超音波洗浄機も洗浄には適していないので注意しましょう。

5.金メッキは売れる?価値はどのくらい?

金メッキを売却するのは難しいですが、以下のようなものであれば売れる可能性があります。

  • 「宝石」部分の評価が高い金メッキ製品
  • デザイン性や希少性の高い金メッキ製品

それぞれの詳細については、以下の記事を参考にしてください。

5-1.金メッキを1円でも高く売る方法

金メッキを1円でも高く売るためには、以下の3つの方法を心がけておきましょう。

  • 相場を確認しておく
  • 常日頃からお手入れしておく
  • 買取実績が豊富な業者へ依頼する

たとえば、相場を確認しておけば金メッキ製品の需要が高い時期に売却することができますし、常日頃からお手入れしておくと綺麗な状態で売れるので高価買取価格になりやすいです。

上記の3つの方法を心がけたうえで、金メッキの商品を売却しましょう。

6.まとめ

この記事では、金メッキとはなにか、概要や見分け方・お手入れ方法・1円でも高く売る方法などについて解説しました。

金メッキは、リーズナブルな価格なので気軽に使用でき、腐りにくい特徴があるため人気が高いです。

また、金メッキ製品を高く売却したい際は、相場の定期的な確認や買取実績が豊富な業者へ依頼することを心がけましょう。

玉光堂では、金メッキの商品についても無料で査定させていただきます。

金の高価買取もおこなっておりますので、金の売却を検討している方はぜひ玉光堂をご利用ください。

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