「不要になった時計をできるだけ高く売りたい」
せっかく大切に使ってきた時計ですから、手放すときもできるだけ高く売りたいと思うのは当然ですよね。
実は、時計を売るときは交渉によって買取価格を引き上げられるんです。
この記事では、以下のことを解説しています。
- 時計買取の際に有効な交渉の仕方
- 交渉を有利に進める方法
- 気をつけるべき買取業者
この記事を読むことで、交渉術が身につき、不要な時計の買取価格を希望する額まで引き上げられます。
これから時計買取を利用する予定がある方は、最後までご覧ください。
【目次】
1.時計買取の際に有効な交渉の仕方
さっそく、時計買取での有効な交渉の仕方についてご紹介いたします。
今回ご紹介するのは、以下の3つです。
- 希望する金額を伝える
- 他店での見積もり額を伝える
- 他の時計を購入すると伝える
1つずつ見ていきましょう。
1-1.希望する金額を伝える
時計買取を利用するときは、「希望する金額を伝える」ようにしてください。
希望金額を伝えることで、以下のような利点があります。
- 買取が可能な範囲であれば、希望金額に寄り添ってくれる可能性が高まる
- 査定士のなかで金額の基準が決まるため、買取がスムーズに進む
1つ注意点として、現実離れした金額は伝えてはいけません。
たとえば、通常であれば30,000円で買取られる商品に対して60,000円で買取ってほしいと伝えても、「この人は売る気がないんだな」と判断されてしまいます。
的確な金額を伝えるためにも、買取店のサイトで公開されているような買取実績を確認したり、インターネットオークションで相場を調べたり、ある程度の金額感をつかんでおくことがおすすめです。
的確な金額を伝え、少しでも自分の満足する買取金額に近づけてください。
1-2.他店での見積もり額を伝える
他店での見積もり金額を伝えることも、交渉を進めるうえで有効な手段です。
他店での情報があることで、伝えた金額より1円でも高い金額を提示してくれる可能性が高まるからです。
どのような商品でも、買取店によって提示される金額に違いが出てきます。
同じ商品でも、複数の薬局やスーパーで販売価格が変わってくるのと同様です。
買取店の場合、最初に提示された価格から融通が効きやすく、他店での情報を伝えておいて損はありません。
また、もし他店の価格よりも高い金額は難しいと判断された場合は、無理にその買取店で売る必要はありません。
一番高い金額を提示してくれた買取店に売るようにしましょう。
1-3.他の時計を購入すると伝える
時計を販売している買取店の場合は、「この時計を買いたいから、今手持ちの時計を買取ってほしい」と伝えてください。
買取店としては、販売している時計を購入してもらいつつ、同時に新しく時計を買取れるため一石二鳥で利益を生み出せます。
そのため、購入する時計の価格なのか、買取する時計の価格なのかを調整してくれる可能性が高まるんです。
今の時計から新しい時計に買い替えを検討されている方は、おすすめの手法です。
2.交渉を有利に進める方法
次に、交渉を有利に進めていく方法についてご紹介いたします。
先に説明した方法で交渉するとき、以下のことを実践していただければ交渉を有利に進められます。
- 時計をきれいにしておく
- 付属品はすべてそろえておく
- 商品知識を入れておく
- オーバーホールしていれば伝える
2-1.時計をきれいにしておく
時計はできる限りきれいにしてから買取店へ持ち込んでください。
商品がきれいだと、査定士からの印象もよくなり交渉しやすくなります。
また単純に、時計がきれいであればあるほど買取価格が上がりやすいです。
かといって、必要以上にきれいにするのもリスクがともないます。
時計は繊細なため、磨きすぎや削りすぎで逆に傷が入るというリスクです。
そのため、ブロワーを使ってホコリを飛ばしたり、やわらかいクロスで表面を磨いたりするだけで問題ありません。
買取前は慎重にお手入れをおこない、査定士からの印象を上げましょう。
2-2.付属品はすべてそろえておく
次に、付属品はすべてそろえておきましょう。
付属品があることで、次の買い手が見つかりやすい商品と判断され、買取価格を上げやすくなります。
また、付属品によって時計が本物である証拠となり、本来の価値を証明できる点も交渉を有利に進められる要因です。
時計の種類により異なりますが、代表的な付属品には以下のようなものがあります。
- 時計の余りコマ
- 替えのブレスレット
- 保証書
- 箱や袋
購入当初の付属品が残っている場合は、買取時すべて用意するようにしてください。
2-3.商品知識を入れておく
商品知識を入れておくことも、交渉を有利に進めるうえで重要なポイントです。
商品知識が豊富であれば、適正な買取価格がいくらなのか把握できるので、悪質な買取業者からも足元をみられず、適正な買取価格を提示されるようになります。
商品知識といっても、時計に対するウンチクを次から次にアピールする必要はありません。
買取に出す時計の「相場感」だけでも最低限頭に入れておくだけで問題ないでしょう。
加えて、商品に関する質問になんでも答えられるようにしておけばさらにベストです。
2-4.オーバーホールしていれば伝える
過去にオーバーホールしたことがあれば、買取時に伝えるようにしてください。
買取店としては、「これから買取ろうとしている時計がどのように扱われてきたのか」を確認しておきたいところ。
今まで雑に使われてきた時計と大事に使われてきた時計を比較したとき、後者のほうが買取後トラブルに発展するリスクが少なく、買取店も安心できるからです。
そのため、オーバーホールをはじめメンテナンスを欠かさず大事に扱ってきたという証拠があれば、買取時に一緒に提出してください。
3.悪質な業者には気をつけて
時計買取時の交渉について、ご理解いただけたでしょうか。
注意点として、交渉を進める際に悪質な買取業者には騙されないようにしましょう。
悪質な買取業者は、利益重視で交渉を聞かずできるだけ低い金額で買取ろうとしてきます。
騙されないためにも、商品相場だけでも必ず把握しておきましょう。
また、1つの買取業者に絞らず、複数店舗で査定してもらうこともおすすめです。
いくつかの買取業者を比較し、適宜交渉を用いながら自分の納得する買取価格まで引き上げましょう。
4.【まとめ】交渉を実践し希望する買取価格まで引き上げよう
いかがでしょうか。
時計買取の際は、以下のように交渉が可能です。
- 希望する金額を伝える
- 他店での見積もり額を伝える
- 他の時計を購入すると伝える
また、交渉するにあたって以下のような準備をしてください。
- 時計をきれいにしておく
- 付属品はすべてそろえておく
- 商品知識を入れておく
- オーバーホールしていれば伝える
時計を買取に出す際は、交渉を積極的におこない自分の納得する買取価格まで引き上げましょう。
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