
「K18とK10の違いはある?」「K18とK10のどちらがおすすめ?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
K18とK10の主な成分は金ですが、それぞれに特徴があるため、おすすめな方も異なります。
そこで今回の記事では、以下の内容を解説しています。
- この記事で解説していること
- K18とK10の違い
- K18とK10の選び方
- K18がおすすめな方・K10がおすすめな方
最後にはK18がおすすめな方・K10がおすすめな方についても解説しているので、K18やK10の購入を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
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1.そもそもK18やK10の「K」とは?
K18とK10のKは「Karat(カラット)」の頭文字のことで、その製品における金の含有率を表しています。
たとえば「K24」は、純度99.9%の純金を意味します。「K18」は金の含有率が約75%、「K10」は約42%です。残りの部分は銀や銅、パラジウムなどの他の金属が含まれています。
このように、金の純度は「K」と数字の組み合わせで表現され、ジュエリーの品質や価値を判断する際の重要な指標となります。
金の純度については以下の記事でさらに詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
2.K18とK10の違い
ここからは、K18とK10の違いを以下の4つに分けて解説します。
- 金の含有量
- 価格や価値
- 見た目や色味
- 柔らかさ
- 金属アレルギー
詳しく解説していきます。
2-1.違い①金の含有量
K18とK10は、金の含有量に大きな違いがあります。
K18は約75%の金を含むのに対し、K10の金含有率は約42%です。そのため、K10は金の含有量が全体の半分以下となります。
K18やK10などの合金には、金以外に銀や銅、パラジウムなどの金属が含まれています。ただし、金の含有量に関して明確な規定がないため、企業やメーカーによって若干の差異が生じる場合があり、注意が必要です。
2-2.違い②価格や価値
K18とK10では価格や価値が異なります。
金は含有量が多ければ多いほど価格や価値が高く、金の含有量が多いK18のほうが高価になるのが一般的です。一方で、K10はリーズナブルでかつ高級感があり、手にしやすいというのが特徴です。
そのため、K18は特別な記念日へのプレゼント、K10は気軽に宝石を楽しみたい方が購入する傾向にあります。
2-3.違い③カラーゴールドの見た目や色味
K18とK10では見た目にほとんど違いはありません。どちらも金の色味がよく出やすい合金で、アクセサリーに広く利用されています。
ただし、カラーゴールドであれば色味に変化があることは確かです。以下3種類のカラーゴールドに分けて解説していきます。
- イエローゴールド(YG)
- ピンクゴールド(PG)
- ホワイトゴールド(WG)
一つずつ見ていきましょう。
2-3-1.イエローゴールド(YG)
イエローゴールドは銀と銅がほぼ同じ割合で配合されており、金本来の華やかさを感じられるカラーゴールドです。
イエローゴールドでは、K18ははっきりとした黄色で金本来の高級感のある色味に近くなっていますが、K10はやや淡いクリームイエローのような色味になっています。
2-3-2.ピンクゴールド(PG)
ピンクゴールドは基本的に銀と胴が配合されており、肌に馴染みやすく日本人女性に特に人気の高いカラーゴールドです。
ピンクゴールドの場合、金の割合を多くすると銅の割合が減って優しい色合いになることから、銅の割合が多いK10のほうが、K18よりもはっきりとした色味になっています。
2-3-3.ホワイトゴールド(WG)
ホワイトゴールドは銀とパラジウムが配合されており、銀白色にロジウムと呼ばれる金属でコーティングされたカラーゴールドです。
ホワイトゴールドの場合は、K18とK10の色味はほとんど変わりません。
2-4.違い④柔らかさ
K10はK18よりも金の含有量が少ないため、硬度が高くなることは確かですが、実際はK18とK10の硬度にそれほどの差はありません。どちらも、日常生活で強い衝撃や圧力を加えない限り、急激に変形したり壊れたりすることはないでしょう。
ただし、K10は硬度が高い分、加工やサイズ調整が難しい場合があります。
2-4.違い⑤金属アレルギー
K18とK10は、金の含有量が異なるため、金属アレルギーのリスクにも違いがあります。
一般的に、金は金属アレルギーを引き起こしにくいとされていますが、K18は約75%が金で構成されており、残りの25%に銀や銅などの金属です。一方、K10は約42%が金で、残りの58%に銀や銅、パラジウムなどが含まれています。
金属アレルギーは、金以外の割金(合金部分)に含まれる金属が原因で発症することが多いため、金の含有量が多いK18の方が、K10よりもアレルギー反応が出にくいとされています。
しかし、個人差があり、K18でもアレルギー反応が出る場合があります。特に、銀や銅に対してアレルギーを持っている方は、K18でも注意が必要です。
3.K18とK10の選び方は?
K18とK10の選び方として、以下の3つをご紹介します。
- お手入れ方法で選ぶ
- 金属アレルギーの有無で選び
- 費用で選ぶ
アクセサリーを選ぶ際の参考にしてみてください。
3-1.お手入れ方法で選ぶ
K18とK10ではお手入れ方法が異なるため、しっかり継続できるかを考える必要があります。変色や錆びがあらわれやすいK10のほうが、お手入れの頻度を高くしなければなりません。
K10アクセサリーの場合、使用後は柔らかい布で汚れを拭き取り、細部は柔らかいブラシで掃除しましょう。(研磨剤の使用は避けてください。)
また、K18アクセサリーは変色に強いですが、定期的に柔らかい布で拭いて細かい部分はブラシで掃除してください。
K10・K18ともに汚れがひどい場合は、中性洗剤とブラシを使用して水洗い後はタオルで乾かしましょう。また、宝石がついている場合は、退色を防止するために直射日光を避けて保管する必要があります。
3-2.金属アレルギーの有無で選ぶ
K18とK10は、金属アレルギーの有無で選ぶべきです。前述したように、金の含有量が比較的多いK18であれば、金属によるアレルギー反応が出にくいとされています。
また、装着するアクセサリーによってもアレルギーの反応が異なります。K10のリングを装着してもアレルギー反応出ないけど、ネックレスを装着するとアレルギーが発生するということもあるのです。
自身がどのような金属アレルギーを持っているのかを理解したうえで、購入する金属を選びましょう。
3-3.費用で選ぶ
K18とK10では費用が異なります。
金の含有量が多いK18のほうが費用が高く、含有量の低いK10のほうが費用が低くなっています。
リーズナブルで気軽に装着できる金属をお探しの場合は、K10がおすすめです。
4.K18とK10のどちらがおすすめ?
ここでは、あなたにとってK18とK10のどちらがおすすめなのかをご紹介します。
K18とK10の購入を検討している方は、参考にしてください。
4-1.K18がおすすめな方
K18がおすすめな方として、以下の5種類の条件が挙げられます。
- 1つのものを長期間大切に使用し続けることが好きな方
- 大切な方へプレゼントをしたい方
- アレルギーがある方
- 優しい印象を出したい方
- 汗っかきな方
たとえば、K18はアレルギー反応が低い傾向にあるので、金属アレルギーの症状が出やすい方におすすめといえます。
上記の条件を参考にし、K18を購入するべきなのかを検討してください。
4-2.K10がおすすめな方
K10は、以下の4つの条件のいずれかを満たしている方におすすめです。
- 色々なアクセサリーを楽しみたい方
- リーズナブルな価格で抑えたい方
- 定期的なお手入れが苦にならない方
- 肌が強い方
K10はK18よりも変色しやすいため、お手入れが苦でない方におすすめです。
上記の条件を参考にしたうえで、K10を購入するべきなのかを検討しましょう。
5.まとめ
この記事では、K18とK10の違いや選び方、どちらがおすすめなのかについてご紹介しました。
K18とK10では、金の含有量や見た目、柔らかさなどさまざまな違いがあります。また、K18とK10では性質が全く異なるため、それぞれの条件を確認したうえで購入することが大切です。
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