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ダイヤモンドの特徴とは?作られる過程や用途・お手入れ方法を解説

「ダイヤモンドにはどんな特徴があるのだろう」と疑問に思ったことはありませんか?実際、ダイヤモンドという言葉自体はよく耳にする機会がありますが、その特徴を熟知している方は意外と少ないはずです。

そこでこの記事では、ダイヤモンドの特徴や用途、お手入れ方法について解説します。ダイヤモンドの特徴を知りたい方や売却を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

1.ダイヤモンドとは?基本的な特徴や意味

ダイヤモンドとは、炭素のみで作られている宝石です。約100マイル付近の地下で、炭素に莫大な高温と高圧が加えられることにより作り出されています。

1-1.ダイヤモンドという名前の由来

ダイヤモンドは、ギリシャ語で征服されざるもの・破壊できないを意味する「アダマス」が名前の由来です。「アダマス」から否定を意味する「a」を除去し、ダイヤモンドと呼ばれています。

ダイヤモンドはその名から無敵の石と呼ばれており、守護石として身につけている方も多くいます。

1-2.ダイヤモンドは天然石のなかで一番硬い

ダイヤモンドが天然石のなかで一番硬いのには、硬度の高さが関係しています。宝石の硬度を表す指標に「モース硬度」と呼ばれる基準があり、ひっかき傷の付きにくさを1〜10で表しています。ダイヤモンドは宝石で唯一「モース硬度」で10に分類されます。

しかし、モース硬度が表しているのはあくまでひっかき傷の付きにくさであり、割れにくさではありません。世界一硬いダイヤモンドでも、強い衝撃が加わると割れや欠けが起こる可能性は否定できません。

ダイヤモンドを取り扱う際は、強い衝撃を加えないように細心の注意をしてください。

1-3.ダイヤモンドは4月の誕生石

ダイヤモンドは、4月の誕生石として多くの方々に認知されています。ほかにも、4月は水晶やモルガナイト、キュービックジルコニアなどが誕生石ですが、最も有名なものがダイヤモンドです。

1-4.パワーストーンとしてのダイヤモンド

ダイヤモンドはパワーストーンとしても知られています。ダイヤモンドには、以下の3つの効果があると言われています。

  1. 愛が永遠に続く
  2. 困難に打ち勝つ強さを授ける
  3. 良縁をもたらす

ダイヤモンドは、永遠の愛をもたらす象徴です。結婚指輪にダイヤモンドが使用される機会が多いのも永遠の愛を象徴し、大切な肩との絆をさらに深めようと表しているからです。また、ダイヤモンドは内面的な強さを表しており、困難に打ち勝つ強さを付与する効果があるといわれています。

さらに、ダイヤモンドには良縁をもたらす力があるとされており、恋愛成就の効果も期待されています。事実、独身の方がダイヤモンドを所持すると、運命の恋人と出会えるとの言い伝えもあるのです。

2.天然でダイヤモンドが作られる過程

ダイヤモンドは、地球の内部にて強い圧力やマグマの高温など複数の条件が揃って初めて作られます。

また、ダイヤモンドの製造には数万年の時間がかかるのです。ダイヤモンドは、その希少性の高さと自然で作られた美しさから、常に高値で取引されています。

2-1.ダイヤモンドの産出国は?

ダイヤモンドは地中深くの岩石の中から採掘される場合が多く、世界中どこでも採れるるわけではありません。ロシアやボツワナ共和国、コンゴ民主共和国などがが特に有名な産出国です。

2-2.「人工ダイヤモンド」もある

現代では天然ダイヤモンドだけでなく、人工ダイヤモンドもあります。人工ダイヤモンドは、炭素の結晶を人工的に生み出すことで作られています。天然でも人工でも主成分が同じこともあり、ダイヤモンドの見た目に大きな差はありません。

天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドの大きな違いは価格です。人工ダイヤモンドは短期間でリーズナブルに製造できるため、天然ダイヤモンドと比較して希少性が低い傾向にあります。

3.ダイヤモンドの用途

内包物が多かったり均一性が低かったりするダイヤモンドは、宝石として使用するのが難しいです。そのためすべてのダイヤモンドが宝石として利用の製造に活用できるわけではありません。

宝石として使用が難しいダイヤモンドは、硬い性質を活用して航空機の外壁やレコード針など、さまざまな商品に活用されています。実際ダイヤモンドは、工業用に使用されている割合のほうが多いとされています。

4.ダイヤモンドの価値を決める4C

ダイヤモンドの価値を決める基準に「4C」と呼ばれる指標があります。4Cは、以下の4つに分類されます。

  • Color(カラー)
  • Carity(クラリティ)
  • Carat(カラット)
  • Cut(カット)

それぞれ解説していきます。

4-1.Color(カラー)

Color(カラー)はダイヤモンドの色を示しており、無色透明な種類ほど価値が高いです。Colorのグレードは全部で23種類で評価されており、具体的に以下のように評価されています。(上から順に評価が高い)

  • D・E・F:無色
  • G・H・I・F:ほぼ無色
  • K・L・M:僅かな黄色
  • O・P・Q・R・S:薄い黄色
  • T・U・V・W・X・Y・Z:黄色

ColorはDに近づくにつれてダイヤモンドの希少性が高くなります。

4-2.Carity(クラリティ)

Carity(クラリティ)は、ダイヤモンドの透明度を示します。不純物が少ない種類ほど価値が高いです。専門の鑑定士がルーペを使用し、以下の11段階で評価します。(上から順に評価が高い)

  • FL:内包物や傷が見当たらない
  • IF:表面に若干の傷がある
  • VVS1・VVS2:発見は困難だけど僅かな内包物が含まれている
  • VS1・VS2:多少発見しやすい内包物が含まれている
  • SI1・SI2:比較的発見しやすい内包物が含まれている
  • I1・I2・I3:肉眼で容易に発見できる内包物が含まれている

FLが一番希少性が高いですが、一般市場ではほとんど流通していません。

4-3.Carat(カラット)

Carat(カラット)は、ダイヤモンドの重さを示します。1カラット0.2グラムで、たとえば結婚指輪についているダイヤモンドが0.3カラットの場合、約0.06gです。

カラットが大きくなり重量が重くなるほど、価値が高まっていきます。

4-4.Cut(カット)

Cut(カット)は、研磨状態と対称性、バランスを総合的に判断して以下の5段階で評価します。(上から順に評価が高い)

  • Excellent(最上級)
  • Very Good(とても良い)
  • Good(良い)
  • Fair(まずまず)
  • Poor(基準値を下回る)

Cutは、職人の加工技術の質によって評価が変動します。具体的にはCutしてダイヤモンドと光がどのように相互作用していたのかが評価されるのです。

ダイヤモンドの4Cは、鑑定書で確認できます。もし鑑定書がなく4Cがわからないという場合は、買取専門店で査定してもらうのがおすすめ。玉光堂では、鑑定書がないダイヤモンドの査定をいつでも受け付けているので、お気軽にご相談ください。

5.ダイヤモンドはカラーも豊富

ダイヤモンドのカラーの種類は豊富です。具体的には、以下の5つのダイヤモンドの種類があります。

ダイヤモンドのカラーの種類 詳細
グリーンダイヤモンド 特に希少性が高く、数百万年も長い期間放射線を浴びた種類
ブラックダイヤモンド 放射線処理やトリートメント加工されたものが多く、天然の種類が市場に出回っているのは珍しい種類
ホワイトダイヤモンド 乳白色で半透明な色をしている種類
ブルーダイヤモンド 通常のダイヤモンドにホウ素が混入して生成される種類
グレーダイヤモンド ダイヤモンド特有のきらめきを残しつつ派手さが抑えられている種類

それぞれカラーに違いがあります。お手持ちのダイヤモンドをよく観察してみてください。

6.ダイヤモンドのお手入れ方法

ダイヤモンドは、指輪やネックレス用に加工され、アクセサリーの一部として使用されることが多いです。アクセサリーに使用されるダイヤモンドは直接人の肌に触れている場合が多いので、お手入れは欠かせません。

特に使用後は、柔らかい布で拭いて汚れを除去するとよいでしょう。

もし、汚れが除去できなかった場合は、ぬるま湯に中性洗剤を入れてブラシで汚れを洗い落としてください。ダイヤモンドの汚れを除去したあとは、しっかり洗い流して洗剤が残らないようにしましょう。

7.まとめ

この記事では、ダイヤモンドの特徴や用途、お手入れ方法について解説しました。ダイヤモンドは、誕生石やパワーストーン、ジュエリーとして使用する場合が多いです。本記事を参考にしてダイヤモンドの価値を査定し、実際に売却するべきか検討しましょう。

玉光堂では、ダイヤモンドをはじめとした宝石・ジュエリー類の高価買取を実施中です。宝石・ジュエリーの売却を検討している方は、ぜひ玉光堂の高価買取をご利用ください。

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