「どんなお酒が買取をできないのだろう」と疑問に感じたことがある方もいるのではないでしょうか。結論からいうと、ラベルが劣化したお酒やボトルもしくはコルクに劣化が見られるお酒などは買取できません。
そこでこの記事では、「買取できないお酒の特徴」について詳しく解説していきます。また記事の後半には、高価買取されやすいお酒の特徴や銘柄、お酒を1円でも高く売るコツについてもご紹介します。
お酒の買取について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
1.買取できないお酒とはどんなお酒?
買い取ってもらえないお酒の特徴を以下の9つに分けて解説します。
- ラベルが劣化したお酒
- ボトルやコルクに劣化が見られるお酒
- 開封済みのお酒
- 賞味期限が迫っているお酒
- 液面低下しているお酒
- 変色・腐敗が進行しているお酒
- ボトルやラベルに刻印のあるお酒
- 正しく保管されていなかったお酒
- 安価なお酒
それぞれの特徴を詳しく解説します。
1-1.ラベルが劣化したお酒
ラベルが劣化したお酒は適切な銘柄が特定できない可能性があるため、買い取れません。お酒を買い取ってもらううえでラベルは重要であり、定期的な点検をしなければラベルにカビやシミが発生する恐れがあります。
ラベルにカビやシミが発生してしまうと読み込みができず、ラベルから銘柄を特定できません。お酒は直射日光が当たらない温度が変化しない場所で、袋に包んで保存しておくと良いでしょう。
1-2.ボトルやコルクに劣化が見られるお酒
お酒のボトルやコルクに劣化が見られる場合、買取できないケースが多いです。ボトルやコルクが劣化していると、味わいが悪く変化する恐れや風味が失われる恐れがあります。またお酒を適切に密閉できていないと、不純物が混入してしまっている可能性があるため買い取れません。
1-3.開封済みのお酒
基本的にお酒を開封していると空気に触れて品質が劣化してしまうため、買取はできません。ただ、デザインの良いボトルや希少性の高いお酒の場合は需要が高いので、開封済みでも買い取ってくれる可能性があります。
そのため、一度買取業者に相談して自分が所有している開封済みのお酒は買い取ってもらえるのかを確認しましょう。
1-4.賞味期限が迫っているお酒
賞味期限が1〜2ヵ月後の場合は買い取ってもお客様に売れるのかが定かではないため、買い取ってくれない場合が多いです。お酒の賞味期限を確認してから売却すべきか判断してください。
1-5.液面低下しているお酒
液面低下しているお酒は、売れない可能性が高いです。液面低下とは、未開栓なのにお酒の量が減っている状態をいいます。液面低下は、キャップの隙間から揮発される場合や液漏れする場合などさまざまです。
液面低下をするとお酒の風味が損なわれたり、通常時と比較してアルコール度数が高くなったりします。
1-6.変色・腐敗が進行しているお酒
お酒の変色・腐敗が進行していると本来の風味が損なわれていると認識できるため、買取ができません。例え、腐敗していなかったとしてもお酒に浮遊物が見られると腐敗の前兆と思われてしまい、買取が拒否される可能性があります。
1-7.ボトルやラベルに刻印のあるお酒
誕生日もしくは結婚式などで貰ったお酒に刻印が入っている場合は、買取の対象外になる可能性が高いです。個人名入りのお酒は基本的に買取不可になりますが、会社名の場合は買い取ってもらえるかもしれないので、一度買取業者にお問い合わせください。
1-8.正しく保管されていなかったお酒
正しく保管されていなかったお酒は味や風味の品質が低下している恐れがあるため、買い取ってもらえません。お酒は、冷蔵庫で振動や臭いがない状態で保管することを心がけましょう。
1-9.安価なお酒
どこのお店でも販売されているお酒は希少性が低くお店の利益になりにくいため、買取できない場合が多いです。買取業者には、流通量が少ないお酒を売却しましょう。
2.高価買取されやすいお酒の特徴
高価買取されやすいお酒には、以下の3つの特徴があります。
- 比較的高価なお酒
- 人気が高いお酒
- 市場での流通量が少ないお酒
それぞれのお酒の特徴を理解し、自分が買い取ってほしいお酒は当てはまっているのか確認してください。
2-1.比較的高価なお酒
比較的高価なお酒は買取業者が利益を得やすいため、高価買取できる傾向にあります。買取業者は再販を目的にお酒を買い取っているので、元々の販売価格が高いお酒を買い取れば高い利益を得ることが可能です。
2-2.人気が高いお酒
人気が高いお酒は売れやすいため、高価買取が期待できます。買取業者も人気が低いお酒より人気が高いお酒を購入した方が利益を得やすいです。
2-3.市場での流通量が少ないお酒
市場での流通量が少ないお酒は希少性が高く、買取価格が高くなりやすいです。希少性が高いお酒は、買取業者に査定してもらいましょう。
3.【お酒の種類別】高価買取されやすい銘柄
ここでは、高価買取されやすい銘柄を以下のお酒の種類別で解説します。
- ウイスキー
- ブランデー
- ワイン
- シャンパン
- 日本酒
- 焼酎
- ビール
どんな銘柄が高価買取されやすいのかを詳しく解説します。
3-1.ウイスキー
ウイスキーで最も高価買取されやすいのはスコッチウイスキーで、特に以下のお酒は高く買い取ってもらいやすいです。
- マッカラン
- ダルモア
- グレンフィディック
- ボウモア
- スプリングバンク
- アードベッグ
上記のウイスキーを保有して買取を検討している方は、すぐに買い取ってもらった方が良いです。
また、山崎や白州といったジャパニーズウイスキーも近年注目度が高くなり、買取価格が向上しています。詳しくは以下の記事で解説しています。
3-2.ブランデー
ブランデーは、以下の銘柄は高価買取される傾向にあります。
- レミーマルタン
- カミュ
- マーテル
- ヘネシー
- クルボアジェ
- ハイン
上記に加えてブランデーは品質が落ちにくいお酒なので、長期保存していても問題なく買い取ってもらうことが可能です。
3-3.ワイン
高価買取が期待できるワインの銘柄は、以下の6つです。
- ロマネコンティラシェラ・ターシュ
- スクリーミング・イーグル
- オーパス・ワン
- シャトー・ペトリュス
- シャト―・マルゴー
- シャト―・ラフィット
ワインと聞くと、フランス産のものを思いつく方も多いのではないでしょうか。ワインには、イタリア産やドイツ産、アメリカ産などにも有名な銘柄があります。
ワインを売る方法については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
3-4.シャンパン
シャンパンは、以下の6つの銘柄が高価買取されやすいです。
- グリュッグ
- ポメリー
- クリスタル
- ドン・ペリニヨン
- ボランジェ
- サロン
上記は、シャンパンの中で最も高価な種類のプレスティージュの有名な銘柄です。上記の銘柄を売却したい場合は、高額買取が期待できます。
3-5.日本酒
日本酒では、以下の26種類の銘柄が高価買取される傾向にあります。
- 十四代
- 磯自慢
- 菊姫菊理媛
- 賀茂鶴
- 蓬莱泉
- 久保田萬寿
- 北雪
- 勝駒
- 醸し人九平次
- くどき上手
- 天狗舞
- 洗心
- 山川草木
- 花薫光
- 黒龍しずく
- 獺祭磨きその先へ
- 田酒
- 飛露喜
- 〆張鶴
- 而今
- 越乃寒梅
- 鍋島
- 龍力
- 客人
- 洗心
- 八海山
- 筑波歳寿
日本酒は、ほかのお酒と比較して高価買取できる銘柄が多いのが特徴です。
3-6.焼酎
焼酎は、以下の10種類が高額買取されやすいです。
- 森伊蔵
- 萬膳
- 八幡
- 真鶴
- 村尾
- 魔王
- 古酒櫻井
- 伊佐美
- 耶馬美人
- 越乃寒梅
インターネットで日本酒の買取価格が一括査定できるサイトがあるため、一度自分の日本酒がどれくらいで買い取れるのかを確認したうえで実際に買取依頼をするとよいでしょう。
3-7.ビール
ビールでは、以下の3種類が高額買取される傾向にあります。
- エビスビール
- ザ・プレミアム・モルツ
- ドライ・プレミアム
ただ、上記の3種類はあくまでビールの中で高く買い取ってもらえるだけでほかのお酒と比較したら買取価格が安いです。
4.お酒を1円でも高く売るコツ
最後に、お酒を1円でも高く売るコツを以下の6つご紹介します。
- 劣化する前に売る
- 適切に保管する
- 付属品をそろえる
- 簡単な清掃をする
- まとめて売る
- 買取業者を見極める
詳しくは以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。
5.まとめ
今回は、買取できないお酒や高価買取しやすいお酒の特徴、銘柄、お酒を1円でも高く売るコツを解説しました。買取できないお酒は、ラベルが劣化した場合や適切に保管されなかったお酒、元々の価格がリーズナブルなお酒などさまざまです。
一方で比較的高価なお酒や市場流通量が少ないお酒は高価買取される傾向にあります。本記事を参考にしてどの銘柄のお酒が高価買取できるのかを理解したうえで、実際に売却したいお酒を買取に出しましょう。
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