玉光堂長野駅前店です。
本日も昨日に引き続き真珠のアクセサリーについてお話をさせていただければと思います。
お写真の指輪はお客様にお持ち込みいただき、お買取りさせていただいたものになります。
こちらは地金にプラチナを使用したお品物になります。
買取金額には地金代プラス、本来は付かないですが真珠代をお気持ちでつけて査定させていただきました。
何故真珠がお値段が付かないのかは昨日の買取記事に記載させていただいております。
写真の真珠を例にお話をさせていただきたいと思います。
お持ちいただいた真珠は、私の見立てとしては中くらいの評価です。
微妙な評価となりますが、平均的な真珠だと思います。
真珠の評価基準は大きく分けて4つです。
①巻き
②照り
③形
④キズ
まず、①巻きですが、真珠の構造として、核を中心として覆うように真珠の膜が何層にも重なって真珠が形成されていきます。
巻きというのは真珠の色の変化に深みを持たせてくれるもので、巻きが足りないと、のっぺりとした白いだけ、黄色っぽいだけ、といった色味になってしまいます。
写真の真珠は、グレーのような、ブルーのような色味を感じ取れるのが分かるでしょうか?
もっと巻きが厚くなると神秘的な色味になってくると思います。
②照りは真珠の光沢感や輝きです。
この品物は良い照りをしていると思われますが、巻きが厚ければ写真を撮っている私の姿もはっきり映り込んでくると思います。
良い真珠は自分が映り込むんです。
③キズですが、無傷のものは本当に貴重です。
こちらの真珠は一見きれいに見えますが、へこみキズや、生成時の盛り上がりなどが肉眼で見て取れます。
④形はキズ同様に生成時に決まるもので、完璧なものは貴重です。
評価基準は真円に近いものが最もよく、楕円や変形などは評価が低くなります。
ドロップ型やバロック型はまた違った評価になります。
以上のことを見て真珠の評価を決めます。
かつて日本は真珠の輸出大国でしたが、今やその生産量は微々たるものです。
現在でも日本産の真珠は最高級ですが、ブランドや品質証明(鑑別書)がないと買取が難しいです。
もしお持ちになる際は、買った際の付属品を忘れずにお持ちくださいね。
当店では無料で査定を行っております。
貴金属、宝石の他にも金券やブランド品などを買取させていただいております。
気になるお品物がございましたらきちんと調べさせていただいてお値段お出ししますので、皆さまのお越しをお待ちしております。
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