玉光堂長野駅前店です。
あっという間に10月も最終日となってしまいました。
寒くなってくると一日の時間の過ぎ方もあっという間に感じます。
さて、今回ご紹介しますのは、18金製の印台リングです。
シグネットリングとも呼ばれるこちらの指輪は丸や四角い台座に細工がされたり、石がはめられている伝統的な指輪です。
歴史は古く、起源は古代エジプトとも言われています。
一般的になったのは中世頃英国などの男性貴族の間でアクセサリー兼身分証明として利用されていたと言います。
台座部分に家紋を彫り、その家の者であることの証明をしたり、手紙などの署名捺印の為に蜜ろうに印台で封をしたりなど、現代のハンコに近い使い方をされておりました。
今では親指や人差し指など、着ける指に決まりはありませんでしたが、当時は小指に着ける事が邪魔にならず一般的でした。
映画などでも蝋に何か押してるなーと思っておりましたが、指輪などでその人の証明をしていたのですね。
14世紀には印台の証明がないと公文書とみなされなかったと言いますから、とても大事な物であったんです。
お品物を見ると藤の家紋が入った伝統的な印台リングですね。
彫りも細かくて美しいです。
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