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「316L」とは?特徴やよく使われるアクセサリーの種類

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「316L」とは?特徴やよく使われるアクセサリーの種類
金属の1つである316Lですが、装飾品に刻印されている「316L」を見て、何を意味するか気になったことはありませんか?

結論、316Lの刻印は「サージカルステンレス」を表しています。サージカルステンレスは、ステンレスのうちハイグレードな素材を示す言葉です。

この記事では、316Lの特徴や、どんな装飾品に使用されているかを紹介していきます。

316Lについて気になっているという方は、ぜひ最後までご覧ください。

1.316Lの刻印は「サージカルステンレス」

アクセサリーなどに「316L」と刻印されている場合、それが「サージカルステンレス」と呼ばれる高品質なステンレス鋼の一種であることを示しています。

サージカル(Surgica)は「外科の」という意味があり、医療用メスやハサミ、注射針などにも用いられるほど、人体への安全性が高い素材です。正式には「SUS316L」とJIS規格で定められており、鉄を主成分として、耐食性を高めるクロムやニッケル、さらにモリブデンという金属が配合されています。

この優れた特性から、医療器具だけでなく、腕時計のケースやベルト、ピアス、ネックレスといった、肌に直接触れるアクセサリーの素材としても広く使われています。

2.316Lの特徴


316Lの特徴は、以下の4つがあげられます。

  • 錆びや変色に強い
  • 傷がつきにくい
  • 金属アレルギーのリスクが少ない
  • 価格が安くお手軽に入手できる

以下より、それぞれ説明します。

2-1.錆びや変色に強い

316Lは、錆びや変色に非常に強いです。素材に含まれるクロムが空気中の酸素と反応し、目に見えないほど薄くて強固な「不動態皮膜」を表面に自動的に作るためです。この膜がバリアとなり、水や汗、海水などが内部の金属に触れるのを防ぎ、錆びの発生を強力に抑制します。

また、316Lにはモリブデンという元素が添加されており、この不動態皮膜をさらに安定させ、塩素イオンなどによる局部的な腐食にも強くなっています。そのため、お風呂やプール、海など水に濡れる場面でも316Lのアクセサリーを着けたままでいられる場合が多く、変質しにくいのが利点です。

2-2.傷がつきにくい

316Lは、一般的なアクセサリー素材と比較して硬度が高く、傷がつきにくいという特徴を持っています。

たとえば、シルバー925やK18といった貴金属は、316Lに比べると柔らかいため、日常的な使用の中でも細かな傷がつきやすいです。しかし、ステンレス鋼である316Lは丈夫な素材なので、多少物にぶつけたり、擦れたりしても、大きな傷が入りにくいのがメリットとなります。

2-3.金属アレルギーのリスクが少ない

316Lは、金属アレルギーを引き起こすリスクが比較的少ないとされる素材です。金属アレルギーの多くは、汗などによって金属が微量に溶け出しイオン化し、それが体内のタンパク質と結合するのを体が異物と判断して拒絶反応を起こすのが原因です。

316Lは、表面に非常に安定した不動態皮膜を形成するため、金属イオンが汗などに溶け出す量が極めて少ないという特性を持っています。本来316Lにはアレルギーの原因となりやすいニッケルが含まれていますが、皮膜のおかげで直接肌に触れにくく、溶け出しにくいのです。

2-4.価格が安くお手軽に入手できる

その他の貴金属よりも比較的安価で手軽に入手できるのも、316Lの大きな魅力の一つです。

プラチナや金、銀などの貴金属と比較して、材料そのもののコストが低く抑えられています。そのため、316Lを素材として作られたアクセサリーは、凝ったデザインのものであっても、リーズナブルな価格設定になっていることが多いです。

3.316Lが使われることの多いアクセサリーの種類

316Lは高い安定性と耐腐食性を持つ金属です。装飾品としても活用がしやすく、あらゆる形状で製品化されています。具体的には、以下の5つのような形です。

  • リング
  • ネックレス
  • ピアス
  • イヤーカフ
  • ブレスレット

以下より、使用例を説明します。

3-1.リング

リングは、316Lがとくによく用いられるアクセサリーの一つです。硬い素材である316Lは、生活の中でついてしまいがちな細かな傷がつきにくく、変形にも強いため、普段使いのリングとして非常に実用的です。

汗や水にも強い耐食性を持つことから、手洗いや水仕事の際に外す手間が少ないのも利点となります。金属アレルギーのリスクが低いとされる特徴は、毎日身に着ける結婚指輪やペアリングとしても選ばれる理由になっています。

3-2.ネックレス

ネックレスも、316Lが素材として多く活用されているアクセサリーです。

首周りは汗をかきやすく、皮脂が付着しやすい部分です。316Lは錆びたり変色したりしにくい性質を持っているため、汗が付着しやすいネックレスでも長期間美しい輝きを保つことができます。

チェーンだけのシンプルなデザインや、様々なモチーフのペンダントトップが付いたものなど、豊富なスタイルが存在します。貴金属に比べて価格がお手頃なため、ファッションに合わせて気軽に楽しむことが可能です。

3-3.ピアス

ピアスは、316Lのメリットがとくに活かされるアクセサリーといえます。

ピアスホール(耳に通す穴)とその周辺は非常にデリケートで、金属アレルギー反応が起こりやすい箇所の一つです。316Lは、医療用メスなどにも使用されるほど人体への安全性が考慮されており、アレルギーのリスクが低いとされています。そのため、ピアスを開けたばかりの時期に着けるファーストピアスや、金属アレルギーが心配な方の日常用ピアスとして非常に人気があります。

3-4.イヤーカフ

ピアスホールのない方でも耳元のおしゃれを楽しめるイヤーカフにも、316L製のものが増えています。

イヤーカフは耳の軟骨部分などに引っ掛けたり挟んだりして装着するため、肌に直接触れる時間が長いアクセサリーです。金属アレルギーを引き起こしにくいとされる316Lの性質は、イヤーカフを選ぶ上での安心材料となります。

また、比較的硬くて丈夫な素材なので、着脱を繰り返しても形が崩れにくいのが利点です。

3-5.ブレスレット

日常的に肌や衣類・机などの外部との接触が多いブレスレットも、316Lにはもってこいのアクセサリーです。

316Lであれば、汗や水による錆び・変色にも強い耐性を持っているため、夏場のアクティブなシーンや、手洗いが多い場面でも安心して身に着けることが可能です。

4.まとめ

316Lは「サージカルステンレス」を指す言葉で、高級なステンレス素材のことです。金属アレルギーの心配がなく、傷にも強いことから、医療用品や化学プラントなどにも用いられています。

また価格が安価なことから、日常的に身につけるアクセサリー類に多く利用されています。特に金属アレルギーがある方は、316Lのアクセサリーがおすすめです。

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