「貰いもののお酒を飲まなくて、処分に困っている」
好みや趣味の変化から、飲まないお酒が未開封のまま自宅にたまってしまうなんてこともしばしば。
実は、飲まずに持て余しているお酒は、売る方法次第で高く売れます。
この記事では、以下の3つを解説しています。
- お酒を高く売るコツ
- 高く売れるお酒の特徴
- 減額や買取対象外となるお酒とは?
この記事を読むことで、余っているお酒を高く売るコツを理解し、高価買取を実現できます。
飲まないお酒の処分に困っている方、お酒の売却をお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
【目次】
1.お酒の買取価格を上げる6つのコツ
では早速、お酒を高く売る6つのコツをご紹介いたします。
今回ご紹介するコツは、以下です。
- 劣化する前に売る
- 適切に保管する
- 付属品をそろえる
- 簡単な清掃をする
- まとめて売る
- 買取業者を見極める
それでは、1つずつ詳しく解説していきます。
1-1.劣化する前に売る
飲まないお酒は、劣化する前に売りましょう。
購入当時の状態に近い、品質が保たれたお酒のほうが高く売れるためです。
お酒は、日本酒やウイスキーなど、種類によっては賞味期限表示がないものも多いです。
しかし、実際には目安となる「おいしく飲める期間」、いわば賞味期限があることをご存じでしたか?
その証拠として、たとえば日本酒で有名な「月桂冠」の公式サイトには、下記のような記載があります。
日本酒の賞味期間
吟醸酒は10カ月間、普通酒は1年間が目安
そのため、以下のような劣化が見られる前に売ってしまうことがおすすめです。
- 色が変化する
- お酒独特の風味が落ちる
- 臭いがきつくなる
一度、売却予定のお酒の状態を確かめてください。
1-2.適切に保管する
お酒は、適切な保管を心がけてください。
適切な保管をすることで、上述したようなお酒の劣化を遅らせられます。
ただし、お酒の種類によって保管方法が変わるもの。
未開封時の正しい保管方法について、下記でそれぞれ詳しくご説明いたします。
1-2-1.ウイスキーの保管方法
ウイスキーの保管については、以下に注意してください。
- 直射日光を避ける
- 多湿の場所を避ける
- 臭いが強いものの近くは避ける
- 瓶は立てたままにする
ウイスキーで有名なサントリーの公式ホームページにも、以下のような記載があります。
<未開栓の場合>
直射日光の当る場所、温度が高くなる場所は避けて保存してください。
また、湿気の多い所や臭気の強いものがある場所も避け、瓶は立てて置くようにしてください。
ウイスキーは、アルコール度数が比較的高く、菌が繁殖する心配のないお酒です。
しかし、適切な保管をおこなわないと、液面低下をはじめ劣化が生じるため、適切な保管を心がけましょう。
1-2-2.ワインの保管方法
次に、ワインの保管方法についてです。
ワインを正しく熟成させるためにも、以下の点に気をつけてください。
- 保管温度は13度〜15度に保つ
- 直射日光を避け、暗い場所で保管する
- 湿度は70%程度に保つ
ベストな保管方法としては、ワインセラーでの保管です。
「ワインセラーは高額ゆえに入手しづらい…」という方は、たとえば冷蔵庫の野菜室や床下収納でも保管に向いているので、実践してみてください。
1-2-3.日本酒や焼酎の保管方法
日本酒の保管方法は、以下をお守りください。
- 20度くらいの涼しい場所で保管する
- 光が入らない暗い場所で保管する
- 風通しの悪い場所は避ける
月桂冠の公式サイトでも、以下のように解説されています。
日本酒は、光の当たらない涼しいところ(20度前後)で保管してください。光(紫外線)や温度の影響を受けると、色や香味が変化しやすくなります。風通しの悪い場所や、冷蔵庫の横、流し台の下など温度が高くなりそうな場所は避けてください。
日本酒は、光や湿度の環境次第で、変色や臭いがきつくなるなど、劣化が進みやすいお酒です。
保管には十分に注意してください。
1-3.付属品をそろえる
お酒は、購入当時の付属品がすべてそろっていると、買取価格が上がります。
購入時に近い状態のほうが、中古市場での次の買い手も見つかりやすいからです。
たとえば、中古のスピーカーを購入する場合、説明書や充電コード・保証書など付いていたほうが購買意欲が湧きますよね。
お酒でも、同じことがいえます。
お酒の付属品とは、以下のようなものです。
- お酒が入っていた箱
- 替え栓
- お酒の説明書
付属品を処分されていない方は、買取査定時に必ず持参しましょう。
1-4.簡単な清掃をする
瓶やラベルなどの外装に関しても、状態のいいものが買取価格も上がります。
お酒は、中身だけでなく外装もきれいなほうが、次の買い手がつきやすいためです。
特に、長期間保存されていたものは、ホコリやカビが付着しがちです。
事前のチェックを怠らず、汚れが見られたら拭きあげたりして、きれいにしましょう。
1-5.まとめて売る
お酒は、できるだけまとめて買取に出してください。
買取業者は、まとめて査定をおこなった場合、買取価格を上げてくれることがあるからです。
理由としては、何度も査定する手間賃が減るため。
たとえば、5個の商品を査定に出すとします。
1個ずつ計5回査定するのと、5個まとめて1度で査定するのだと、後者のほうが査定にかける時間が大幅に減りますよね。
査定にかける時間だけではなく、宅配買取の場合は送料や梱包資材が、出張買取の場合は電車賃や移動時間が削減されます。
買取業者によっては、減った分のコストを買取価格におまけしてくれることも。
複数売りたいお酒がある場合は、まとめて査定がおすすめです。
1-6.買取業者を見極める
お酒を売る際は、買取業者を見極めることも大切です。
査定依頼した買取業者に、知識や実績がなかったり適切な対応をおこなわなかったりすると、査定依頼主が損してしまいます。
そこで、買取業者の見極め方について、下記の3つのポイントに絞ってご紹介いたします。
- 専門の査定士が在籍している
- 査定士の対応力を確認する
- 買取実績が豊富である
お酒以外の買取でも使える見極め方です。
ぜひ参考にしてください。
1-6-1.専門の査定士が在籍している
買取業者に、お酒専門の査定士が在籍しているか必ず確認してください。
お酒は、銘柄が豊富にあり、素人目では価値の判断が困難です。
そのため、知識・実績を持っている査定士でないと、本来の買取価格よりも低い額を提示されることがあります。
専門の査定士が在籍しているかどうかは、以下の方法で確認してだくさい。
- インターネットで公開されている情報を確認する
- 電話やメールで直接問い合わせをおこなう
事前に情報を収集してから、買取査定へ向かいましょう。
1-6-2.査定士の対応力を確認する
お酒買取において、査定士の対応力の確認も大切です。
査定士の対応力が低いと、適当に査定がおこなわれ、結果的に査定依頼主が損することも。
特に、以下のような場合は注意が必要です。
- 電話やメールでの問い合わせに対する対応が適当
- 査定理由を聞いても答えてくれない
査定理由を説明してくれない査定士は、査定品についての理解が乏しく、買取価格も適当に付けているなんてこともあります。
ですので、信頼できる査定士なのか、しっかりと見極めることが大切です。
1-6-3.買取実績が豊富である
買取業者は、買取実績が豊富な業者を選びましょう。
買取実績が豊富な買取業者は、専門的な知識と経験も豊富です。
そのため、正確な価値を見極められ、適切な買取価格が提示されます。
インターネットが発達した今、サイトで買取実績を公開している業者も多いです。
事前に、サイトを確認してから買取へ向かってみてください。
2.高く売れるお酒の特徴
お酒を高く売るコツはご理解いただけたでしょうか。
では、高く売れるお酒にはどのような特徴があるのかご紹介いたします。
高く売れるお酒には、以下3つの特徴があります。
- 販売価格が高い
- 人気がある
- 希少なため流通量が少ない
もし売却予定のお酒であてはまるものがあれば、高価買取される可能性があります。
それでは、1つずつ詳しくご説明いたします。
2-1.販売価格が高い
お酒に限った話ではありませんが、もともと販売価格が高いお酒は買取価格が上がります。
中古市場では、「もともと販売価格が高いものは買取価格も上がる」という特徴があるためです。
また、もともと販売価格が高いお酒は、換金率も高くなります。
買取業者は、再販を前提としてお酒を買い取るため、「再販後の利益が出やすい、もともと販売価格の高いお酒を買い取りたい」というのが本音です。
以上のことから、もともと販売価格が高いお酒をお持ちの方は、高価買取のチャンスといえます。
2-2.人気がある
人気が高いお酒は、買取価格が上がります。
中古市場において、人気が高いお酒のほうが売れやすいからです。
たとえば、すぐに売り切れてしまう人気なゲーム機の場合、追加販売されてもすぐに売り切れてしまうことが多いですよね。
お酒の中古販売でも同様に、人気が高いものはすぐに売れてしまうことが多いので、再販しやすいです。
そのため、買取業者側も人気なお酒はできれば買い取りたいという気持ちが強く、高価買取が期待できるでしょう。
2-3.希少なため流通量が少ない
中古市場での流通量が少ないお酒は、買取価格が上がりやすいです。
流通量の少ないお酒は、「一度は飲んでみたい!」というニーズの高まりから、中古市場での販売価格も高くなる傾向にあります。
ニーズの高まりに応じて、中古市場での販売価格も高くなるため、買取価格も上がりやすいです。
3.減額や買取対象外となるお酒とは?
一方で、減額や買取対象外となるお酒について解説いたします。
今回ご紹介するポイントは、以下の5つです。
- すでに開栓済みのお酒
- ラベルがはがれているお酒
- 変色しているお酒
- 個人名入りのお酒
- 液面が低下しているお酒
もし売却予定のお酒に当てはまる項目がある場合、減額や買取対象外となる可能性があります。
事前にチェックしておきましょう。
3-1.すでに開栓済みのお酒
すでに開栓済みのお酒は、基本的に買取対象外となります。
開栓済みのお酒は中古市場で再販できないからです。
また、新品のお酒のキャップ部分に付いているフィルムが取られているだけでも、開栓済みとして扱われ買取対象外となる場合があるので注意してください。
ただし、まれに開栓済みでも買取できるケースがあります。
空き瓶が、インテリアとして親しまれているケースです。
たとえば、クリスタルボトルなど希少で美しい空き瓶は、一部コレクターに人気な場合があります。
開栓済みでも諦めず、とりあえず買取査定に出してみるのも1つの手です。
3-2.ラベルがはがれているお酒
お酒に必ずついているラベルは、はがれや破損があると減額対象となる可能性があります。
ラベルがきれいなお酒に比べると、次の買い手が見つかりづらいためです。
ラベルのはがれ・破損でどのくらい減額されるか、買取業者によってばらつきがあります。
まずは買取査定に出してみて、業者へ相談してみるのがいいでしょう。
3-3.変色しているお酒
劣化が進み変色しているお酒は、減額され買い取られることが多いです。
お酒は非常にデリケートであり、劣化が進みやすく味も落ちやすいもの。
適切な保管を心がけ、劣化を防ぎましょう。
詳しい保管方法は、上述の「適切に保管する」にて述べているので、ぜひもう一度ご確認ください。
3-4.個人名入りのお酒
結婚や誕生日のお祝いでプレゼントされたような、個人名が入っているお酒は買取対象外となること多いです。
しかし、他の項目と同様、買取業者によって査定基準はさまざま。
そのため、まずは買取査定に出してみることをおすすめいたします。
3-5.液面低下が発生しているお酒
未開栓の状態でも、蒸発や液漏れによって液面が低下しているものは、減額や買取対象外となります。
コルク栓を使用しているお酒は特に注意が必要です。
コルク栓は、ひび割れや収縮など、徐々に劣化が進むもの。
結果、未開封の状態でも蒸発や液漏れが起こってしまうんです。
明らかな液面低下が見られる場合、買取対象外となることがあるため、注意が必要です。
4.玉光堂のお酒買取実績
では、玉光堂でのお酒買取実績をご紹介いたします。
相場の参考にもなりますので、参考にしてみてください。
買取品目
メルシャン 軽井沢 15年 最高酒齢31年 長期貯蔵原酒使用 ウイスキー 700ml 度数40% 箱付
買取価格
150,000円
買取実績の詳細について
玉光堂では、さまざまな種類のお酒の高価買取実施中です。
さらに詳しいお酒買取実績を知りたいという方は、下記をご確認ください。
5.【まとめ】お酒を高く売る方法を実践し高価買取を実現しよう
いかがでしょうか。
趣味嗜好が変化し、飲まなくなったお酒が自宅に眠っている方、プレゼントとしてもらったお酒の処分に困っている方は、買取査定に出しましょう。
思わぬ臨時収入になるかもしれません。
そして、お酒は下記6つのコツを実践いただくことで、買取価格を上げられます。
- 劣化する前に売る
- 適切に保管する
- 付属品をそろえる
- 簡単な清掃をする
- まとめて売る
- 買取業者を見極める
特に、適切な保管は常におこなうべきでしょう。
適切な保管ができていないと、知らないうちに劣化が進み、減額や買取対象外となりかねません。
売却予定のお酒は、状態を必ずチェックしてから買取査定に向かってください。
そして、市場での流通量が少なかったり、人気が高かったりするお酒は、高価買取されることが多いです。
希少性や人気の高さを知るうえでおすすめしたいのが、インターネットの活用。
- インターネットオークションでの落札状況
- 買取業者が公開している買取実績
上記を確認することで、およその相場感がつかめます。
「お酒の名前+相場」「お酒の名前+買取価格」などで検索するだけなので、ぜひ確認してみてください。
玉光堂では、お酒の高価買取を実施中です。
ウイスキー・ワイン・日本酒などの売却を検討している方は、ぜひ玉光堂の高価買取をご利用ください。
玉光堂の選べる買取方法