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ジュエリーの正しい洗浄方法と注意点とは?日常的なお手入れ方法も解説

#ダイヤ・宝石

ジュエリーの正しい洗浄方法と注意点とは?日常的なお手入れ方法も解説
お気に入りのネックレスや、大切な指輪が、いつの間にかくすんで輝きを失っている…。そんな時、「きれいにしたいけど、自己流で洗って傷つけたらどうしよう」と、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

ジュエリーは、金や銀、真珠といった、素材ごとに、正しいお手入れ方法が異なります。そこでこの記事では、以下の内容を解説していきます。

  • 【素材別】ジュエリーの正しい洗浄方法と注意点
  • その他のジュエリー洗浄方法
  • ジュエリー洗浄でやってはいけないこと
  • ジュエリーの劣化を防ぐ日常的なお手入れ方法

この記事を読むことで、大切なジュエリーをできるだけ傷つけず正確にきれいにする方法がわかります。きれいにしたいジュエリーがお手元にあるという方は、ぜひ最後までご覧ください。

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1.【まずは確認】そのジュエリーは自宅で洗浄しても大丈夫?


ご自宅でジュエリーを洗浄する前に、ジュエリーの「素材」と、使われている「宝石の種類」を確認するのが大切なジュエリーを傷つけないための絶対条件です。素材や宝石の種類によっては、水や洗剤を使った洗浄が、かえって輝きを損なったり、石を傷めたりする原因になります。

大切なジュエリーを台無しにしないためにも、洗浄前にはジュエリーの素材や宝石の種類の確認をすることが大切です。

1-1.洗浄の前に、ネックレスの「素材」を確認しよう

まずは、洗浄したいジュエリーの、指輪の内側やネックレスの留め具などにある刻印を見て、地金(金属)の素材を確認しましょう。「K18」なら18金、「Pt900」ならプラチナ900、「SV925」ならシルバー925であるのが分かります。

素材の種類によって、洗浄方法や使って良い薬品が異なります。とくに、シルバーの黒ずみ落としに使う液体に、金やプラチナ製品を浸けてしまうと、表面が傷む原因となるため、素材の特定は重要な工程です。

1-2.【要注意】水洗いがNGな宝石(真珠、エメラルド、オパールなど)

洗浄したいジュエリーに宝石が付いていて、パール・サンゴ・エメラルド・オパールといった、水や衝撃に弱いデリケートな宝石の場合、ご自宅での水洗いは避けてください。

パールやサンゴといった有機質の宝石は、水分を吸って輝きを失うおそれがあります。また、エメラルドやオパールは、内部に微細な傷や水分を含むため、急激な温度変化や超音波洗浄機の振動で、割れてしまうリスクが高い宝石です。

水や衝撃に弱い宝石が付いたジュエリーは、柔らかい布で優しく拭くだけに留め、専門の宝飾店にクリーニングを依頼しましょう。

2.【素材別】ジュエリーの正しい洗浄方法と注意点

ジュエリーの洗浄は、輝きを損なわないために、素材の特性に合わせて正しい方法でおこなうことが大切です。金やプラチナのように比較的扱いやすい素材もあれば、パールやオパールのように、デリケートな宝石もあります。

ここでは、素材ごとの適切なお手入れ方法と、注意点を詳しく解説します。

  • 金・プラチナのジュエリー
  • ダイヤモンドのジュエリー
  • シルバーのジュエリー
  • カラーストーンのジュエリー
  • パール(真珠)のジュエリー
  • 衝撃に弱い宝石のジュエリー
  • オパールをはじめとしたデリケートな素材のジュエリー

それぞれ見ていきましょう。

2-1.金・プラチナのジュエリー

金やプラチナのジュエリーの日常的な汚れは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で、優しく洗浄するのが基本です。皮脂や汗でくすんでしまった場合でも、柔らかいブラシで軽く擦ると、輝きが蘇ります。

金もプラチナも、化学的に安定した金属なため、日常生活で変色・変質する心配はほとんどありません。ただし、温泉の成分に反応して変色・変質する場合があるため、入浴の際は外すようにしましょう。

2-2.ダイヤモンドのジュエリー

ダイヤモンドは、油分に馴染みやすい親油性といった性質を持つため、皮脂や化粧品が付着しやすく、曇りやすい宝石です。油性の汚れを落とすには、中性洗剤を使った洗浄が効果的です。

ぬるま湯に中性洗剤を数滴溶かし、ぬるま湯のなかで柔らかいブラシを使って、ダイヤモンドの裏側まで丁寧に洗いましょう。定期的な洗浄で、購入時のような輝きを維持できます。

2-3.シルバーのジュエリー

シルバージュエリーの黒ずみは、皮脂汚れではなく、空気中の硫黄成分と反応して起こる硫化といった化学反応が原因です。日常の軽い汚れは中性洗剤で落とせますが、黒ずんでしまった場合は、専用のシルバークロス(磨き布)や、液体クリーナーを使うのが効果的です。

ただし、いぶし加工のデザインに液体クリーナーを使うと、その風合いが失われるため注意しましょう。いぶし加工のデザインがあるシルバージュエリーを洗浄する際は、専門の宝飾店にクリーニングを依頼するのが安心です。

2-4.カラーストーンのジュエリー

ルビー・サファイア・アメシストといった、比較的硬度の高いカラーストーンのジュエリーも、ダイヤモンドと同様に中性洗剤での洗浄が可能です。ただし、石を留めている爪の間に、ブラシの毛が引っかからないよう、優しく丁寧に洗浄する必要があります。

洗浄後は、水分が残らないように、柔らかい布で隅々まで丁寧に水分を拭き取ってください。

2-5.パール(真珠)のジュエリー

パール(真珠)は、汗や酸、乾燥に弱いデリケートな宝石のため、水や洗剤を使った洗浄は避けてください。真珠の主成分は酸に弱い炭酸カルシウムで、汗や化粧品などが付着したまま放置すると、表面の光沢が失われて輝きが鈍くなります。

パールが装飾されたジュエリーの着用後は、専用の柔らかい布で優しく乾拭きするのが美しさを保つポイントです。

2-6.衝撃に弱い宝石のジュエリー

衝撃に弱い宝石のジュエリーは、とくに注意が必要です。

たとえばエメラルドは、内部に多くの微細な傷を含んでいるため、衝撃に弱い宝石です。超音波洗浄機の強い振動や硬いものにぶつけるといったわずかな衝撃でも、内部の傷が広がって割れるリスクがあります。

エメラルドのジュエリーは、洗浄液に浸けずに、柔らかい布で優しく拭くだけに留め、取り扱いには細心の注意を払いましょう。

2-7.オパールをはじめとしたデリケートな素材のジュエリー

オパールは、内部に水分を含んでいるデリケートな宝石です。乾燥や急激な温度変化に弱く、直射日光が当たる場所や乾燥した場所に長時間放置すると、内部の水分が失われてひび割れが生じる場合があります。

また、洗剤や薬品にも弱いため、お手入れは柔らかい布で優しく汚れを拭き取る程度に留めてください。

3.その他のジュエリー洗浄方法


前述した洗浄方法以外にも、より確実に汚れがとれる洗浄方法があります。以下の2つです。

  • 専門店で洗浄してもらう
  • ジュエリー洗浄機を使う

ご自身のジュエリーの状態に合った洗浄方法を選択しましょう。詳しく解説します。

3-1.専門店で洗浄してもらう

ご自身でのお手入れが不安な場合や頑固な汚れをきれいにしたい場合は、購入したお店や宝飾品を扱う専門店にて、プロによるクリーニングを依頼するのが安全です。専門店では、業務用の超音波洗浄機や特殊な薬品を使って、ジュエリーの素材や状態に合わせた洗浄をおこなってくれます。

石の緩みがないかといった点検も同時にしてもらえるため、定期的なメンテナンスとしておすすめな方法です。

3-2.ジュエリー洗浄機を使う

ジュエリーの洗浄機は、超音波によって手の届かない細かな部分の汚れを落とすのに便利な洗浄器具です。ご家庭で使用できるジュエリー洗浄機もあります。

ですが、使用できる宝石が限られるため注意が必要です。超音波の微細な振動は、内部に傷が多いエメラルドや水分を含むオパールなどのデリケートな宝石を、割ったり傷めたりするリスクがあります。

ダイヤモンドやルビー、サファイアといった硬い宝石以外は、自己判断でジュエリー洗浄機を使用しないのが安全です。

4.ジュエリー洗浄でやってはいけないこと

良かれと思っておこなった洗浄が、かえって大切なジュエリーを傷つけてしまう場合があります。

ここでは、避けてほしい代表的な3つのNGな洗浄方法を解説します。

  • 歯磨き粉で磨く
  • 熱湯や冷水に浸ける
  • 超音波洗浄機をデリケートな宝石に使う

それぞれ解説します。

4-1.歯磨き粉で磨く

シルバーの黒ずみ落としでよく紹介される歯磨き粉での洗浄は、絶対にやってはいけません。

歯磨き粉には、歯の汚れを落とすための研磨剤が含まれています。研磨剤に含まれる粒子は金やプラチナといった貴金属よりも硬いため、ジュエリーの表面を傷つけるおそれがあるのです。

歯磨き粉での洗浄は、一時的にきれいになったように見えても、表面にできた傷によって輝きを永久に損なう原因となります。絶対に避けてください。

4-2.熱湯や冷水に浸ける

ジュエリーの洗浄に、熱湯や極端に冷たい水を使用するのも危険です。

オパールやエメラルドといった、熱や温度変化に弱い宝石は、急激な温度差によって内部に亀裂が入ったり、割れたりするおそれがあります。また、接着剤で宝石が留められているデザインの場合、熱湯で接着剤が溶けて、宝石が外れてしまう場合もあります。

ジュエリーの損傷や接着剤が溶けるのを防ぐためにも、熱湯や冷水ではなくぬるま湯を使用しましょう。

4-3.超音波洗浄機をデリケートな宝石に使う

超音波洗浄機は便利な道具ですが、強力な振動がデリケートな宝石を破壊するリスクがあるため、使用には注意が必要です。たとえば以下のような宝石類は、超音波の振動で割れたり欠けたりするおそれがあります。

  • 真珠やサンゴ、コハクといった有機質の宝石
  • 内部に傷が多いエメラルド
  • 水分を含むオパール
  • 多孔質なトルコ石

繊細な宝石が付いたジュエリーには、超音波洗浄機を絶対に使用しないでください。

5.ジュエリーの劣化を防ぐ日常的なお手入れ方法


ジュエリーの美しい輝きをできるだけ長く保つには、日々のちょっとしたお手入れが非常に大切です。ここでは、今日から実践できる5つの基本的なお手入れ方法をご紹介します。

  • 外出直前に着け、帰宅直後に外す
  • 使用後に軽く拭く
  • ジュエリーを外すタイミングを守る
  • ジュエリーボックスに保管する
  • ジュエリーを化学物質から守る

一つずつ見ていきましょう。

5-1.外出直前に着け、帰宅直後に外す

ジュエリーは、お出かけの準備がすべて終わった一番最後に身に着け、帰宅直後に外すようにしてください。

ヘアスタイリング剤や、日焼け止め、香水といった化学物質は、ジュエリーの変色や宝石の輝きを曇らせる原因となります。そのため、外出準備が終わったあとにジュエリーを着けると、薬品が直接付着するのを防げます。帰宅後、一番に外す習慣も大切です。

5-2.使用後に軽く拭く

帰宅後にジュエリーを外したら、毎回専用の柔らかい布で表面を優しく拭いてから保管する習慣をつけましょう。

1日の着用で、ジュエリーには目に見えない皮脂や汗、化粧品の油分などが付着しています。ジュエリーに油分が付着したまま放置すると、くすみや変色の原因となります。とくに真珠といったデリケートな宝石は、着用後のひと拭きが美しい輝きを保つポイントです。

5-3.ジュエリーを外すタイミングを守る

ジュエリーを劣化から守るため、特定の場面ではジュエリーを外すようにしてください。たとえば、スポーツ時の汗や衝撃、入浴時の石鹸や熱、炊事や掃除の際の洗剤や衝撃などの場面です。

とくに、塩素系の薬品が含まれるプールや温泉の硫黄成分は、金属の変色や宝石の劣化を招く原因となります。必ず外してから入るようにしましょう。

5-4.ジュエリーボックスに保管する

ジュエリーを保管する際は、ほかのジュエリーと接触しないように、仕切りのあるジュエリーボックスに1つひとつ丁寧に入れるのが理想です。複数のジュエリーを1つのポーチにまとめて入れてしまうと、移動中に互いが擦れ合い、宝石や地金に傷がつきます。

とくに、ダイヤモンドは硬い宝石のため、ほかの宝石を傷つける原因になります。

5-5.ジュエリーを化学物質から守る

ジュエリーは、日常生活で存在する以下のような化粧品類や酸性の液体によってダメージを受けるリスクが高いです。

  • ヘアスプレー
  • 香水
  • 日焼け止め
  • 塩素系の漂白剤
  • アルコール
  • 果汁

これらの化学物質が、宝石の輝きを曇らせたり、地金の変色を引き起こしたりします。ジュエリーが化学物質に触れないように、細心の注意を払うのが輝きを保つポイントです。

6.まとめ

この記事では、ご自宅でできるジュエリーの洗浄方法を、素材別の注意点ややってはいけないNG例、輝きを長持ちさせる日常の習慣まで、網羅的にご紹介しました。

大切なことは、あなたのジュエリーが「何でできているか」を正しく理解し、その特性に合った優しいお手入れを心がけることです。

特別な洗浄よりも、着用後にさっと拭くといった日々の小さな習慣が、ジュエリーの寿命を延ばします。ぜひ本記事を参考に、あなたの大切な宝物を愛情を込めて手入れし、その輝きを末永く楽しんでください。

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