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ダイヤモンドの本物と偽物の見分け方8選!偽物の特徴も徹底解説

#ダイヤ・宝石

ダイヤモンドの本物と偽物の見分け方8選!偽物の特徴も徹底解説
ダイヤモンドは、美しさと希少性から宝石の王と呼ばれ、ジュエリーとして世界中で愛されています。しかし、その高価さゆえに偽物や類似品が市場に出回ることも少なくありません。

そこで本記事では、偽物のダイヤモンドと本物の見分け方に加え、偽物のダイヤモンドと呼ばれるものの特徴も徹底解説しています。

本物のダイヤモンドを確実に購入するためのポイントをチェックし、高品質なダイヤモンドを入手できるようにしましょう。

1.偽物のダイヤモンドといわれることが多いもの

ダイヤモンドに似せた人工石や類似宝石は、数多く存在します。これらは本物に見えるように作られていますが、その性質や外観には明確な違いがあるため区別がつきやすいです。

「偽物のダイヤモンド」とされる代表的な商品は、以下の通りです。

  • ジルコンが主成分のもの
  • モアッサナイトやキュービックジルコニアなど複数の石を合成したもの
  • 天然ではなく人工のもの

それぞれの特徴について、解説していきます。
なお本物のダイヤモンドの特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

1-1.ジルコンが主成分のもの

ジルコンは天然石の一種で、その透明感と輝きがダイヤモンドに似ているため代用品とされます。しかし、ジルコンはダイヤモンドと比較すると硬度が低いため、傷がつきやすいのが特徴です。

ジルコンにはダイヤモンド特有の強い屈折光が見られないため、専門家でなくても見分けられる場合があります。

1-2.モアッサナイトやキュービックジルコニアなど複数の石を合成したもの

モアッサナイトやキュービックジルコニア(CZ)は人工的に作られた石です。モアッサナイトは光の屈折率が非常に高く、虹色の輝きを放つ鉱石です。傷付きにくく、本物のダイヤモンド以上に美しく見える方もいます。

ダイヤモンドに非常によく似た外見で、素人の見分け方は難しいといわれています。しかし、輝き方や硬度はダイヤモンドと異なり、専門的な検査で容易に識別可能です。価値はダイヤモンドの5~10分の1であり、間違えて購入すると大損をするため注意しましょう。

キュービックジルコニアは見た目がダイヤモンドに似ていますが、傷付きやすく品質が落ちやすい鉱石です。価値も30~50分の1しかないため、そもそも宝石取引には適しません。

1-3.天然ではなく人工のもの

人工ダイヤモンド、または合成ダイヤモンドは、その名の通り人為的に作られたものです。

見た目だけでなく化学組成も天然のダイヤモンドと似ていますが、製造過程の違いで構造や微細な特徴に差が生じます。特に透明度が高いタイヤを作るときにはガラスを使用し、本物同様のカットを施すことが多いです。

人工ダイヤモンドは高い透明度や不純物の少なさから、天然のダイヤモンドよりも一部で好まれることもあります。しかし、あくまで天然とは別物の疑似鉱石であり、価値は高くありません。

2.本物と偽物のダイヤモンドの見分け方8選


ダイヤモンドの本物と偽物の見分け方には、以下のような方法があります。

  • 水を一滴垂らす
  • 光の屈折率を確認する
  • 息を吹きかける
  • 冷蔵庫に入れる
  • ルーペで観察する
  • ブラックライトを使う
  • 油性ペンを使う
  • ほかの宝石と擦り合わせる

簡単に自宅で試せる鑑定方法から、専門的な手段まで方法はさまざまです。なかには石に損傷を与えるリスクのある方法もあります。詳しく解説していきます。

2-1.水を一滴垂らす

ダイヤモンドは撥水性があるため、水を一滴垂らすと水滴が丸い形状を保ちます。一方で偽物の石は親水性が高く、水滴が広がりがちです。

ただし、この方法は完全な精度を保証するものではありません。あくまで、参考程度に留めるべき方法といえるでしょう。

2-2.光の屈折率を確認する

ダイヤモンドは非常に高い屈折率を持ち、石を通して見る景色はぼやけて見えるのが特徴です。

偽物の石は透明度が高いため、石を通して文字や背景がはっきり見えることがあります。特に人工ダイヤモンドやほかの宝石では、ダイヤモンドと全く同じようにカットをしたとしても輝きが湾曲化します。この特徴を利用することで、簡易的な判別が可能です。

しかし、本格的にダイヤモンドの屈折率を判定するのは素人では難しい傾向にあります。ダイヤモンドの細かい屈折率を計測すると2.419という数値が出ますが、細かい数値の違いを判断するのは至難の業といえるでしょう。

2-3.息を吹きかける

ダイヤモンドの表面は、熱をすぐに放散します。そのため、息を吹きかけた際に曇りがほとんど残らないのが本物のダイヤモンドの特徴です。熱が多い環境にさらされても、本物のダイヤモンドはひんやりした感触をキープできます。

なお、偽物のダイヤモンドは曇りがしばらく残ることが多いです。しかし、店頭で石に息を吹き掛けるのはマナー違反のため、あくまで所有しているもののみにしましょう。

2-4.冷蔵庫に入れる

冷蔵庫にダイヤモンドを短時間入れると、表面に結露ができにくい性質を持っています。冷やしたダイヤモンドの表面が水滴まみれになった場合には、偽物を疑いましょう。

しかし、この方法は冷蔵庫内で石に損傷を与える可能性もあります。よって、安易に試すのはおすすめしません。

2-5.ルーペで観察する

ダイヤモンドはこの硬度の関係から、カット面がはっきりとしている鉱石です。また天然石であるため、微細な内包物が入っていることもあります。

ただし、人工ダイヤモンドや高品質な模造品など、カットの見分け方が難しい鉱石もあるため注意が必要です。また、ダイヤモンドに類似しており、かつ傷がすぐに入ってしまう鉱石である可能性が高い場合にもこの見分け方は役立ちません。

2-6.ブラックライトを使う

ダイヤモンドをブラックライトに当てると、青白い蛍光を発する場合があります。この蛍光色を持つ鉱石はほとんど存在しないため、ブラックライトで青白く光ればダイヤモンドである可能性は極めて高いです。

ただし、ランクが高いダイヤモンドは、ブラックライトで光らないケースもあります。そのため、ブラックライトを使った見分け方は、他の方法と併用する必要があります。

2-7.油性ペンを使う

油性ペンで紙の表面に線を引き、屈折率を判定する方法もあります。線を引いた紙の上にダイヤモンドを乗せると、真上から線を判別できなくなる特徴を利用する方法です。人工ダイヤやほかの鉱石の場合、真上からでも線が透過して見えるため、見分けをつけられます。。

しかし、この方法はダイヤモンドに汚れをつける可能性が高くおすすめできません。

2-8.ほかの宝石と擦り合わせる

他の宝石と擦り合わせて、ダイヤモンドの傷の有無を確認する方法もあります。天然のダイヤモンドは、ほかの宝石とすり合わせても決して傷がつきません。

しかし、この方法は固いダイヤモンドでほかの鉱石を傷つける可能性が高いです。ダイヤモンドに傷がつかなくてもほかの鉱石を傷つけてしまうため、推奨されない見分け方です。

3.自分で偽物のダイヤモンドを見分けられないときの対処法3選


ダイヤモンドの真贋を確実に判断するには、自分での確認だけでは不十分な場合も多いです。そのようなときには、鑑定書や専門家の力を借りましょう。

おすすめの対処方法や相談先は、以下の通りです。

  • 鑑定書の有無を確認する
  • 専門機関で鑑定を受ける
  • 買取専門店で査定を受ける

詳しく解説します。

3-1.鑑定書の有無を確認する

ダイヤモンドには品質を証明するための鑑定書が付属していることが多く、そこには「4C」と呼ばれる基準が記載されています。

鑑定書に記載されている4Cを確認することで、ダイヤモンドが本物であることだけでなく、そのダイヤモンドの品位も確認できます。

3-1-1.鑑定書に記載される「4C」について
4Cとは、カラット(重量)、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カット(加工)の略称です。

4Cの種類 詳細
カラット ダイヤモンドの重量を示す単位
カラー 石の色味、無色に近いほど高品質
クラリティ 内包物や傷の少なさを示す
カット 石の形状や輝きの美しさを評価する

情報が正確に記載されている鑑定書を持つダイヤモンドは、信頼性が高いといえます。

ダイヤモンドの4Cについては以下の記事でさらに詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

3-2.専門機関で鑑定を受ける

信頼できる宝石鑑定機関でダイヤモンドの鑑定を受けるのは、非常に確実な方法の一つです。専門家の技術と機材を用いて、精密な結果を得ることができます。

なお、ダイヤモンドの専門鑑定機関で代表的なものは、以下の通りです。

  • GIA(米国宝石学会)
  • CGL(中央宝石研究所)
  • AGTジェムラボラトリー

日本国内に対応した鑑定機関はCGLであり、4C評価だけでなくダイヤモンドの総合鑑定も受けられます。

3-3.買取専門店で査定を受ける

買取専門店に査定を依頼することで、ダイヤモンドの価値や真贋を確認できます。

ただし、店舗によっては専門性に差があるため、信頼性の高い店舗を選ぶことが重要です。場合によっては、複数の店舗で査定をしてもらう、相見積もりを上手く活用しましょう。2~3社にダイヤモンドの査定を依頼し、ダイヤモンドの真贋を見極めてもらいましょう。

そして、ダイヤモンドの売却を考えている方は、そのまま買い取ってもらうのも一つの手段です。

4.本物のダイヤモンドを購入するポイント

本物のダイヤモンドを購入する際には、事前の準備と慎重な選択が大切です。以下のポイントを押さえておくことで、失敗を防ぐことができます。

4-1.購入時に鑑定書を発行してもらう

ダイヤモンドの購入時に、鑑定書の有無を確認することが大切です。鑑定書がない場合は、発行してもらえないか相談してください。

前述もしましがた、鑑定書にはダイヤモンドの品質を評価する4C(カラット、カラー、クラリティ、カット)などの情報が詳細に記載されています。これにより、購入するダイヤモンドの品質と価値を客観的に判断することが可能です。

4-2.信頼できる店舗で購入する

ダイヤモンドの購入は、信頼と実績のある店舗を選ぶことが重要です。経験豊富で専門的な知識を持つスタッフが在籍している店舗では、素人ではわからないような細かい部分まで、適切なアドバイスを受けることができるでしょう。

ダイヤモンドの購入前に、店舗の評判や口コミ、販売実績などを確認し、安心して取引できる場所を選んでください。また、信頼性の高い店舗では、購入後のアフターサービスが充実している場合が多く、購入後の安心感にもつながります。

まとめ

ダイヤモンドはその美しさと価値から、特別な贈り物や資産として選ばれることが多い宝石です。しかし、偽物や類似品が多く出回っているため、購入時には慎重な判断が必要です。

本記事で紹介した見分け方や購入時のポイントを活用して、本物のダイヤモンドを見極めてください。また、信頼できる専門家や店舗の力を借りることも忘れないようにしてください。大切な宝石だからこそ、正しい知識と判断が重要です。

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