ジュエリーや金貨などさまざまな製品に使われている22金ですが、実際の価値がどのくらいなのか気になる方も多いでしょう。22金は純金に次ぐ高い純度を持つ、資産価値の高い素材です。本記事では、22金の特徴や18金との違い、買取価格の決まり方から高く売るコツまでわかりやすく解説します。
目次
22金(K22)とは
22金・18金・24金・14金・10金を比較
22金の魅力
深みのある美しい色合い
純度が高く安定した価値がある
18金より希少価値が高い
22金のデメリット
22金が使われる主な製品
ジュエリー・アクセサリー
金貨
22金のお手入れ方法
柔らかい布でやさしく拭く
ぬるま湯と中性洗剤で洗う
傷がつかないように保管する
22金は買取できる?
22金の買取価格の決まり方
22金は製品の種類でも買取価格が変わる
正確な価格は無料査定で確認
22金を高く売るポイント
金相場が高いタイミングで売る
複数の買取業者で査定する
付属品があれば一緒に出す
22金に関するよくある質問
22金と18金はどちらが高い?
22金は錆びたり変色したりする?
まとめ
22金(K22)とは

22金(K22)とは、金の含有率が約91.7%の素材です。24金(純金)の次に純度が高く、金本来の強い黄金色が特徴です。残りの約8.3%には、銅や銀などの金属(割金)が含まれています。割金を加えることで純金よりも硬さが増し、ある程度の耐久性を持たせられます。ただし、18金や14金と比べると金の比率が高いぶん、柔らかさが残る素材です。用途としては、リングやネックレスなどのジュエリー、金貨、工芸品や宗教的な装飾品などが挙げられます。日本では18金ほどなじみがないものの、中東や東南アジアでは広く流通しています。なお、「22金」「K22」「22K」はいずれも同じ純度を表す表記です。「K」はカラット(Karat)の略で、表記が異なっていても品質や価値に違いはありません。
22金・18金・24金・14金・10金を比較

金製品は純度によって色味や硬さ、用途が大きく異なります。以下の表で、主な純度ごとの違いを比較してみましょう。
| 特徴 | 24金(純金) | 22金 | 18金 | 14金 | 10金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 純度 | 99.90% | 91.70% | 75.00% | 58.50% | 41.70% |
| 刻印 | K24 / 999 | K22 / 22K / 916 | K18 / 750 | K14 / 585 | K10 / 417 |
| 色み | 濃く深い金色 | 華やかな金色 | 種類により異なる(イエロー・ホワイト・ピンク) | やや淡い金色 | 落ち着いた淡色 |
| 硬さ | 非常に柔らかい | やや硬い | 適度な硬さ | 硬くて丈夫 | 非常に硬い |
| 傷のつきやすさ | つきやすい | つきやすい | 普通 | つきにくい | つきにくい |
| 主な用途 | 金貨・インゴット・純金積立 | 金貨・インドジュエリーに多い | ネックレス・リング・ブレスレット | ジュエリー・ピアスなど海外ジュエリーに多い | ファッションジュエリー |
| 資産性 | 非常に高い | 高い | 普通 | やや低い | 低い |
| 日本での流通量 | 少ない | 少ない | 非常に多い | 普通 | 普通 |
| 買取のしやすさ | 高い | 高い | 最も高い | 普通 | 普通 |
22金は24金に次ぐ高い純度を持ち、金本来の深い色味を楽しめます。一方、日本で広く流通しているのは、純度と加工のしやすさのバランスがよい18金です。純度が下がるほど耐久性は増しますが、金特有の色味は薄れ、変色のリスクも高まります。純度ごとの特徴を知っておくと、手元にある金製品の価値を把握しやすくなるでしょう。
22金の魅力
22金は、純金に近い高い純度を持ちながらも、実用性を兼ね備えた素材です。24金では柔らかすぎてジュエリーには向きませんが、22金であれば金本来の美しさを保ちつつアクセサリーとしても楽しめます。ここでは、22金ならではの3つの魅力を紹介します。
深みのある美しい色合い
22金は純金に近い高い純度を持つため、濃く華やかな金色が出やすいのが特徴です。24金に近い見た目を持ちながら、少量の割金が加わることで独特の風合いも生まれます。輝きには重厚感やあたたかみがあり、リングやネックレスなどのジュエリーでは装いのアクセントとして存在感を発揮してくれるでしょう。18金のように色味のバリエーションはないものの、そのぶん金本来の深い色合いをストレートに楽しめます。華やかな見た目はフォーマルな場面にも合わせやすく、カジュアルなコーディネートにも取り入れやすいため、幅広い世代やシーンになじみやすい素材として人気です。
純度が高く安定した価値がある
22金は金の含有率が約91.7%と高く、資産としての価値が安定しやすい素材です。金は世界中で取引されており、経済不安やインフレの局面でも価値が上がりやすい傾向にあります。株式のように発行元の破たんで価値が下がるリスクが低く、金そのものに価値があるため安心して保有しやすいのが強みです。また、金は重さを基準に取引されるので、古い製品やデザインが流行遅れになったものでも、金としての価値が見直されやすい特徴があります。ジュエリーとして日常的に身につけながら、資産としても保有できる点は22金ならではの魅力といえるでしょう。
18金より希少価値が高い
金は人工的に作ることができず、地球上の埋蔵量にも限りがある金属です。採掘が難しい場所にある金は回収できないケースもあり、需要に対して供給が追いつかないことが金全体の希少性を高める要因になっています。22金は金の含有率が高いぶん、同じ重さの製品でも純度の低い金製品より資産価値を感じやすい素材といえるでしょう。さらに、24金や18金と比べると市場に出回る製品が少なく、一部の高級ブランドや特定の文化圏で用いられるなど流通が限定的です。日本国内では18金が主流のため、22金の製品を目にする機会はそれほど多くありません。手に入りにくいからこそ付加価値が生まれやすく、コレクターや資産性を重視する方からも注目を集めています。
22金のデメリット
金は純度が高いほど柔らかい性質を持つため、22金も純金に近いぶん傷や変形が起こりやすい素材です。割金の割合が約8.3%と少なく、18金や14金ほどの硬さがないため、少しの衝撃でもキズがつく可能性があります。日常的に身につける場合は、丁寧な取り扱いが欠かせません。また、柔らかさがあるぶん、細かい装飾や複雑なデザインのジュエリーには向きにくいとされています。繊細なデザインを求める方にとっては、選べる製品の幅がやや限られる点はデメリットといえるでしょう。ジュエリーとして22金を使う場合は、重いものを持つときや水仕事のときに外すなどの工夫が必要です。汗や皮脂が付いたまま放置すると黒ずみが生じることもあるため、着用後はこまめに手入れを行いましょう。
22金が使われる主な製品
22金は、その高い純度と美しい色合いを活かして、さまざまな製品に使われています。日本ではあまりなじみがないものの、海外では広く流通している素材です。純金に近い華やかな金色と、ある程度の耐久性を兼ね備えているため、装飾品から資産用の製品まで幅広く活用されています。ここでは、22金が使われる代表的な製品を紹介します。
ジュエリー・アクセサリー
22金はリングやネックレス、ブレスレットなどのジュエリー・アクセサリーに使われています。純金に近い深みのある金色が楽しめるため、存在感のあるデザインとの相性がよい素材です。フォーマルな場面はもちろん、日常使いのアクセサリーとしても金本来の華やかさを楽しめます。ただし、先述のとおり22金は柔らかく傷がつきやすい素材のため、ジュエリーとして身につける際は取り扱いに注意が必要です。力仕事や水仕事のときは外す、着用後はやわらかい布で汗や皮脂を拭き取る、布袋や仕切り付きのケースで保管するなど、日頃のケアを心がけましょう。
金貨
22金は純金よりも硬さがあり傷がつきにくいため、流通や保管を前提とした金貨の素材として古くから採用されてきました。代表的な22金の金貨には以下のようなものがあります。
| 金貨名 | 特徴 |
|---|---|
| クルーガーランド金貨 | ・投資用金貨の先駆け的存在 ・表面にポール・クリューガー大統領、裏面にスプリングボックが描かれている |
| イーグル金貨 | ・1986年から発行 ・表面に自由の女神、裏面に白頭鷲が刻印されている |
| ブリタニア金貨 | ・表面にエリザベス女王、裏面にブリタニア女神が描かれている ・イギリスを代表する投資用金貨 |
上記のほかにも、イギリスのソブリン金貨やオーストラリアのコアラ金貨など、22金で作られた金貨は数多く存在します。
22金のお手入れ方法
22金は純度が高く変色しにくい素材ですが、金以外の金属もわずかに含まれているため、汚れを放置すると黒ずみにつながることがあります。美しい状態を長く保つために、日頃のお手入れを意識しましょう。ここでは、22金の3つのお手入れ方法を紹介します。
柔らかい布でやさしく拭く
身につけたあとは、アクセサリー用やメガネ用などの柔らかい布でやさしく拭き取りましょう。22金は基本的に変色しにくい素材ですが、汗や皮脂などの汚れを放置すると割金が変色する原因になります。強くこすると傷がつく恐れがあるため、力を入れずにやさしく拭くのがポイントです。帰宅後や就寝前に軽く拭く習慣をつけておくと、黒ずみや変色の予防につながります。
ぬるま湯と中性洗剤で洗う
布で拭くだけでは落ちない黒ずみや汚れが気になる場合は、ぬるま湯と中性洗剤で洗う方法がおすすめです。約40℃のぬるま湯に中性洗剤を溶かし、アクセサリーを3〜10分ほどつけ置きします。つけ置き後はぬるま湯でしっかりすすぎましょう。22金は傷がつきやすいため、ブラシの使用は控え、指の腹でやさしくこするのがポイントです。すすぐ際は排水溝への落下に注意してください。洗浄後は柔らかい布で水分を拭き取り、自然乾燥させてから保管しましょう。
傷がつかないように保管する
22金は硬度が高くないため、ほかのアクセサリーとぶつからないよう個別に保管することが大切です。蓋付きのジュエリーボックスや仕切りのあるケースにひとつずつ収納すれば、接触による傷や変形を防げます。専用のケースがない場合は、ジッパー付きのポリ袋に個別に入れて保管する方法も有効です。保管場所は高温多湿や直射日光を避けるようにしましょう。宝石付きのアクセサリーは、紫外線による色あせや変質にも注意が必要です。
22金は買取できる?
金製品は純度に関係なく買取の対象になるため、22金も多くの買取業者で買い取ってもらえます。
【買取可能な主な金製品】
- ネックレス
- リング・指輪
- ブレスレット
- ピアス・イヤリング
- ペンダント
- インゴット
- 金貨 など
また、壊れた22金のアクセサリーでも買取できるケースもあります。たとえば、ちぎれているものやパーツが壊れているもの、刻印がないものでも業者によっては対応可能です。そのほか、純度がわからないものや海外製のもの、購入証明書がないもの、変色や傷があるものなども買取対象になる場合があります。他店で買取を断られた製品でも、別の業者へ相談してみるとよいでしょう。
22金の買取価格の決まり方
22金の買取価格は、その日の純金(24金)の相場をもとに、金の含有率をかけて算出されるのが基本です。22金の純度は約91.7%のため、計算式は以下のようになります。
22金の買取価格(1gあたり)= 純金相場(1gあたり)× 0.917(22金の純度)
たとえば、純金相場が1gあたり25,000円の場合、買取価格は「25,000円 × 0.917 = 約22,925円」が目安です。
ただし、実際の買取価格はこの計算どおりにはなりません。買取業者ごとの手数料や査定基準によって差が出るため、正確な金額を知りたい場合は複数の業者に査定を依頼して比較するとよいでしょう。
22金は製品の種類でも買取価格が変わる
22金の買取価格は純度と重さだけでなく、製品の種類によっても変わります。インゴットはほぼ純金で構成されているため、金の重量がそのまま価格に反映されやすい製品です。金貨も重量と純度から計算しやすいうえ、コインとしての希少性やコレクション価値が上乗せされるケースもあります。一方、ジュエリーは留め具や宝石など金以外の部分が含まれるため、そのぶんが差し引かれて査定されます。売却を検討する際は、自分が持っている製品がどの種類にあたるのかを把握しておくと、査定額の目安をつけやすくなるでしょう。
正確な価格は無料査定で確認
22金の買取価格は相場や製品の状態によって変わるため、正確な金額を知りたい場合は専門の査定士に見てもらうのが確実です。古くて汚れていたり、壊れていたりする製品でも、金製品であれば査定を受け付けてもらえる場合があります。査定は無料で行っている業者が多いので、まずは気軽に試してみるとよいでしょう。玉光堂では、宅配買取にも対応した無料査定を受け付けています。詳しくは玉光堂の無料査定ページをご確認ください。
22金を高く売るポイント
22金の買取価格は、売却するタイミングや業者の選び方、製品の状態によって変わります。同じ製品でも、ちょっとした工夫で買取価格に差が出ることは珍しくありません。知っているかどうかで損をしてしまうケースもあるため、売却前にポイントを押さえておきましょう。ここでは、22金を高く売るための3つのポイントを紹介します。
金相場が高いタイミングで売る
22金の買取価格は、日々変動する金相場に大きく左右されます。金相場が高い時期に売れば、そのぶん査定額も上がりやすくなります。22金は純度が約91.7%と高いため、相場の変動による影響を受けやすい点も押さえておきましょう。金相場は世界情勢や経済状況の変化によって動くため、売却前にその日の相場を確認することが大切です。多くの買取業者では、ホームページ上でその日の買取価格や相場の推移を公開しています。ただし、今後さらに上がるか下がるかを正確に読むのは難しいため、過去と比べて高い水準にあるかどうかを目安に判断するとよいでしょう。
複数の買取業者で査定する
22金の買取価格は、依頼する業者によって差が出ることがあります。業者ごとに査定基準や鑑定士の知識、再販ルートが異なるためです。1社だけで決めてしまうと、本来より低い金額で売ってしまう可能性があるため、複数の業者に査定を依頼して比較することをおすすめします。重量ベースでシンプルに計算する業者もあれば、デザイン性やブランド価値まで含めて評価してくれる業者もあります。より納得できる価格で売るためにも、相見積もりを取ることが大切です。あわせて、査定料やキャンセル料、宅配料といった手数料の有無も事前に確認しておきましょう。
付属品があれば一緒に出す
22金製品を売るときは、付属品をそろえて出すと査定にプラスになる場合があります。主な付属品には以下のようなものがあります。
- 保証書・ギャランティカード
- 鑑定書
- 箱・専用ケース・袋
- 金貨の保護ケース・パケット
保証書やギャランティカードがあれば、純度や正規品の証明になるため、査定額のアップにつながることがあります。また、ブランドジュエリーの場合は、箱や専用ケースが残っているだけでも保管状態のよさを伝える材料になります。付属品がなくても買取自体は可能ですが、手元に残っている場合は一緒に査定へ出しましょう。
22金に関するよくある質問
22金の価値やお手入れについて、疑問を持っている方も多いでしょう。売却を検討している方も、資産として保有したい方も、気になるポイントは事前に解消しておきましょう。ここでは、22金に関するよくある質問を2つ紹介します。
22金と18金はどちらが高い?
同じ重さであれば、22金のほうが18金より買取価格は高くなります。金の買取価格は純度と重さで決まるため、純度約91.7%の22金は、純度75%の18金よりも1gあたりの価値が上です。手元にある金製品の純度がわからない場合は、製品に刻印されている「K22」「K18」などの表記を確認してみましょう。刻印が見当たらない場合や判断がつかない場合は、買取業者に査定を依頼すれば純度を調べてもらえます。
22金は錆びたり変色したりする?
22金は純度が高く錆びにくい素材ですが、まったく錆びないわけではありません。約8.3%含まれている割金(銀や銅など)が、汗や皮脂、化粧品などの影響で錆びたり変色したりすることがあります。黒ずみを防ぐには、着用後にやわらかい布で汚れを拭き取る、温泉や水仕事のときは外すといった日頃のケアが欠かせません。万が一変色してしまっても、買取は可能です。ただし、査定基準は業者によって異なるため、気になる方は複数の業者に査定を依頼してみるとよいでしょう。
まとめ
22金は純度が約91.7%と高く、美しい金色と資産価値の両方を持つ素材です。日本ではなじみが薄いものの、金貨やジュエリーなどに使われており、買取市場でも高く評価されています。売却を検討している方は、金相場が高い時期を見極め、複数の業者で査定を比較することが大切です。付属品があれば一緒に査定へ出すことも忘れないようにしましょう。まずは無料査定を利用して、お手元の22金製品の価値を確認してみてください。
